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努力か才能か

『まつもtoなかい』にビートたけしさんが出演していて、久しぶりのたけしさんと松本人志さんの共演が話題になっていました。

お笑い好きとしてはお二人のやり取りの一語一句が興味深かったのですが、松本さんが「映画ってめちゃくちゃ好きじゃないと撮れないですよね」と言っていたのが特に面白かった。松本さんは映画を4本撮っていますが、その過程で、自分がほかの映画監督よりも映画が好きじゃないということに気付いてしまったそうです。

「成功するために必要なのは努力か、才能か」というよくある議論があります。これに関しては「努力できることが才能」という、これまたよくある結論がとりあえず一理あると思っています。ただ、そこには実はもう一段階あって、そもそも努力できるというのは好きだからではないでしょうか。

好きだから努力できる、というか、努力をしてしまう。好きであること自体が才能があるということでもある、というのがより正確な言い方ではないかと思います。

松本さんはプロの映画監督ほど映画が好きではなかったので、そこまで突き詰めて考えることができなかったのでしょう。そして、たけしさんが相手だからこそ、松本さんもここまで踏み込んだ発言をしたのかもしれません。


《告知》
12月12日(火)の19:00~23:30に新宿の「ビキニマシーン」というBARで一日店長イベントをやります。よろしくお願いします。

『お笑いの話ができる地下BAR』
日時:12/12(火)19:00~23:30(L.O.23:00)
場所:ビキニマシーン
(東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザB1F)
料金:チャージ1000円、ドリンク700円~