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タティングで難易度高めのモティーフに挑戦! 「糸始末リキッド」も買ってみた

 皆さまこんにちは。 いろんな種類のレース編みに興味のある owarimao です。タティングレースをやってみて、ちょっと要領がつかめたとたん、早くも「オリジナル(?)」作品をひねり出したりしています。

 知らない編み方がまだまだあるので、それらも経験してみたい。というわけで、下の本の中から、特に気に入ったデザインをいくつか編むことにしました。

 タティングレースはおもに「リング」と「ブリッジ(チェイン)」で構成されます。閉じた輪っかが「リング」、閉じていない円弧が「ブリッジ」です。これらを組み合わせることで、まるで一筆書きのような軽やかな曲線が生まれます。
 太い曲線を装飾する、細くて小さな糸ループは「ピコット」と呼ばれます。「ピコット」は飾りになるだけではなく、隣り合った曲線どうしを連結するジョイント部としても機能します。
 だからピコットの長さを揃えることがとても大事なのですが、これがけっこう難しいです。ごく小さなピコットなら目分量でできるけれど、大きいほど揃えるのは難しくなります。専用の「ピコットゲージ」という道具が売られていたりするほどです。
 でも、本にも書いてあるとおり、ピコットゲージは自分で作ることもできます。お菓子の空箱を切って作ってみました。これを使えば無敵です。

 そして編んでみたのがこれ。小さなものばかりですが、慣れていないのでかなり時間がかかりました。
 よく見ると本の中に、作品の難易度(1〜5)を示す星印がついています。下のモティーフだと、左から順に星4・3・3・1となります。でも初めは、星がついていることにさえ気づかず「これきれい!」と思ったのから編み始めました。途中でそれは星4であることがわかりました。いつもこんな調子です。

 星4のモティーフを苦心惨憺、なんとか作り上げたので、その勢いで、姉妹作品である小さいのにも取りかかりました。同じようなデザインだから今度はすぐできるだろうと思って。
 ところが案外、手こずりました。最後のリングを最初のリングに連結するのがうまくいかない。大きいのと同じやり方ではできないのです。
 「ねじるように」とだけ書いてあるけれど、どうやら「どっち向きにねじるか」が問題のようです。間違ったほうにねじると出来上がりもねじれてしまう。そのことを突きとめるまでに何度も失敗し、5回めくらいでやっと成功しました。最後のほうは意地になってやっていました。いったん糸を通してしまうとほどきにくいし。
 小さいけど「星3」であることがよくわかりました。
 
 そんなふうにして編みあげた作品たちですが、まだどれも糸始末ができていません。
 なぜさっさと始末しないかというと、下のようなものを注文して届くのを待っていたからです。

 前回「半オリジナル」作品のドイリーを作ったとき、結んで短く切った糸端がほどけてしまってがっかりしました(仕方なくセロテープでごまかしました)。タティングレースはきっちり編まれているので、糸端をくぐらせるのがちょっと大変です。
 この液体のことは、載っている本とそうでないのと両方あります。こういうものを推奨するかどうか、教える人によって違いがあるようです。
 私は前回のテツを踏みたくないので、買ってみました。「マクラメに使えるかも」という気持ちもあります。ふつうの糊やボンドと違って、いったん乾くと洗濯してもはがれないようです。

 中に入っていた説明書を読むと、使うにはそれなりの注意が必要みたい。実際に使ってみた様子は、また別の日に書きたいと思います。

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