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時を超えて愛されるマクラメの美しい模様(昭和のマクラメ本)

 皆さまいかがお過ごしですか? owarimao です。先週から、マクラメのいろいろな模様を作ってサンプラーにしようと意気込んでおります。

 本の載っているたくさんの模様の中から、とにかく「おもしろそう」と思えるものをどしどし作ってみようというプロジェクト。
 新たに作り始めたのは何かというと……

「平結び」を2回してから、ミニサイズのわらじみたいなものを作る
「わらじ」の先端を平結びでぎゅっと絞ると、ぷっくり膨らんでキュート
こういうの「シェル結び」というらしいけど、木の実のようにも見えますね
うねの向きを変えて「木の実」をもう1コ作成
できてから間をつめる
木の実を規則正しく並べ、あいだを平結びでまとめる
うねの向きに注意(一度まちがえた)
芯糸2本を入れて別の2本を結ぶ……これが平結び
ぷっくり!
ヴォリュームのある模様なので手間がかかります
おいしそうなナッツみたい
糸を指示どおりの寸法に切ったのに
こんなに余ってしまった、もったいない
別のものの試作に使えるからいいけど
さてお次はこの模様を作ります
マクラメをするなら、一度は作ってみたい美しい模様です
ややぶさいくな試作品(余り糸使用)
軌道に乗ると作るのが楽しくなる!
菱形の中を埋めるのは細かい「七宝結び」
ポツポツ穴があいたようにできるので、穴の大きさ・形を揃えるように気を配ります
端っこに渡る糸も波紋のようで美しい

 ところで上のような模様は、昔からポピュラーだったようです。
 昭和30年に出たこんな本↓(雑誌付録)の中にも、同じような模様を使った作品が出ています。

『主婦の友』昭和30年6月号付録
裏表紙
裏表紙をめくったところ
瓶に入ったサイダーを買って帰る用の袋
「サザエさん」っぽいですね
マクラメ作品はけっこうたくさん載っていて、充実しています
大流行だったんですね
シャネルやグッチなんて誰も持っていなかった時代
そしてこれ! 私が今作っている模様に似ています
でもちょっと違う
どこが違うか見比べてみてください
作り方のページ
昔の本はたいていそうですが、わかりやすくはないです
とにかく情報がつめこまれている
えっへん!

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