「自分はそんなに大した人間ではない」の力
「あの人のようにはなれない。」と比較して、
「どうして私はこんな程度しかできないのか」と自分を否定する。
さらには、
「もっとちゃんとできるようにならなければ」と自分に過度なプレッシャーをかけたり。
こんなことをしていると、いつの間にかノンフロー状態に。
この強烈なネガティブ思考のスパイラルに入っていくと、どんどん下へ下へと吸い込まれるようにメンタルが落ちていく。
今みたいに、梅雨の時期は内側へと入りやすいとき。
こんな時、いろんな気持ちの切り替えがあるけれど、
今日の私は、本棚にあった1冊の古い本を取り出して開いてみた。
そこには、こんなメッセージが。
「自分は大したことがない〜自分への期待を低くしよう〜」
と。
この言葉を読んだだけで、ふっと軽くなる。
自分への過度な期待。
これが自分を苦しめるって分かっているのに、また繰り返していたな〜と気づいた。
実は、できていることや受け取っているものがあるのに、
「私はもっとできる人間のはず。」
と妄想して、そこに達していないからと自分にダメ出ししてしまう。
「私は、もっと受け取れる人のはず。」
と期待して、いますでに受け取っているものに感謝せずに、まだ受け取っていない方を見て、「ない、ない!」と叫んでしまう(涙)
「自分はそんなに大したことない人間だ!」と叫んでみる。
なんだかふっと軽くなって、笑ってしまう。
この軽さが大事。
この笑いが大事。
「もっと頑張らないと!」と思い詰めていた時ほど効く言葉。
「自分はそんなに大した人間ではない。」
逆説的だけど、
この設定にして、楽に笑って今できることを丁寧にやると、
「大したことしている人」
と周りには評価されてしまうはず。
さあ、
肩の力を抜いて、
今あるものに感謝して、
今を生きよう。
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