【VOL.9】自分にとって「◯と思える未来」を描けていますか?
「私、本当はどうしたいのだろう?」
日々のいろんな場面において、
自分がどうしたいかが分からなくて、
反応的な対応をしてしまった。
という経験、ありませんか?
日常の場面での迷い
昨日の卒業生対象のグループセッションでも、こんなお悩みが出ました。
“受験生の息子と、期間を決めてゲームはしないことにすると約束したいのに破られた。受験が終わった日もゲームはダメと伝えたけど、本当は(私は)どうしたいのだろうか?分からなくなっている。”
とか
“まだ小さい子供に対して、どこまでダメと言うのか、その加減が分からない。”
といった悩み。
もちろん、「分からない」というのは、真剣にお子さんにも自分にも向き合っている証ですからね。
悩んでいること自体が◯。
そして、人生においてどの瞬間も初めてのことばかりですから、
「分からない」は普通。当たり前のこと。
だから、全然大丈夫◯
ただ、「分からない状態」が続くのは人にとってストレス。
毎日を健やかに心穏やかに楽しく生きるために、
ストレス状態からは、解放されたいですよね。
反応的に生きていると元気がなくなる理由
先ほど、「分からない状態はストレス」と書きましたが。
その場その場で言っていることや対応が変わると、
自分のことが信頼できなくなります。
自分のことを否定したり、嫌いになったり。
自分にバツをつけ続けることになるので、常にエネルギー漏れが起きている状態になります。
このエネルギーダウンが、元気がなくなる理由です。
自分の中の価値観をはっきりさせていこう
VUCAの時代を生きる私たちは、誰にとっても◯となる「解」を持ち得ません。
その代わり、必要とされるのは
「自分で考えて自分にとっての◯(解)を出す力」
子育て本やネットで見る記事には、いろんな「正解」が書いてありますが。
人の「答え」は、考えるための情報・選択肢に過ぎません。
日々の選択を助けるのは、「ゴールイメージ」
結局のところ、
1人ひとりがライフポリシーを持つことが、日々の選択のストレスを軽減します。
ポリシーとは、自分が欲しい未来に相応しい価値観(あなたが大切にしたいこと)のこと。
例えば、
子育てが終わる頃、
「この子との時間は最高に楽しかった!」
と思いたいなら、
「正しさより、楽しさを大切にする。」
がライフポリシーになるでしょう。
例えば、
子供たちと、本音で話せる関係性の未来を望んでいるのなら、
「一方的な指示はせずに、自分が感じていることや望んでいることを伝えることを大切にする。」
がライフポリシーになるでしょう。
あくまで主人公は「わたし」
私は、私の未来を創る人。
お子さんは、お子さんの未来を創る人。
だから、あくまで
私にとって◯となる未来を描くこと。
「私は、〜な未来を望んでいる。」
だから、
「私は、〜を大切にする。」
でいいのです。
マルと思える未来のイメージから落とし込んで、価値観を作り、その価値観に合った生き方をしていく。
これができれば、間違いなく、あなたが望んでいる未来が創られます。
こうやって悩みながら、自分で考えて◯を見出していく。
そのプロセスこそ、豊かな人生そのもの。
一緒にすべて◯な人生を創っていきましょうね。
それでは、また!