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スタンドアップ!
5月17日。
大久保にやってきた。
前回のオルカ宇藤選手の頑張りが素晴らしく感動して、また観戦したくなったのだ。
僕は今回のシフトは、このオルカ宇藤選手の試合を中心に回そうと思った。
それだけ感情移入されたのだ。
オルカ宇藤選手にチケット手配をお願いする。
前日に淡路島から横浜入りしていたので、東京まで足を運ぶ。
実は、この時歩き疲れて、両足が攣ってしまっていたのです。
淡路島は電車が無くて車社会だから歩く事が少ないのです。
何とか夜の試合に間に合うようにとホテルで休憩する。
何とかムリしたら大丈夫なので、大久保の会場に向かう。
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間に合った。
開場待ってる間に、大園桃香選手ファンのツルピカさんと交流させていただきました。
お優しいお方です。
ありがとうございました。
チケットが渡される。
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今回の席は2番だった。
会場に向かう。
もうこの空気も前回に驚いたから、逆にワクワク感が止まらない。
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実は、この大会前にバンビ選手が「勝ったら宇藤選手に言いたい事がある」と言われていた。
そのポストが非常に気になっていた。
前回の試合でもバンビ選手は頑張られていた。
だが、女性だからって関係ない。
『プロレスラー』なのであればである。
試合開始。
入場式が行われる。
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Xでは毎回興行が苦戦ですって書かれているが、よく入っていました。
ファンも想いが伝わっているのであろう、
僕の目当てだった宇藤選手とバンビ選手のタッグマッチが休憩明けにあった。
バンビ選手・大谷選手の入場。
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宇藤選手・室田選手の入場。
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このタッグは『色気』がある。
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試合は白熱したものだったが、逆に宇藤選手とバンビ選手の対戦がそんなに噛み合っていなかった。
良い所も、もちろんあった。
だが、バンビ選手はコンディションが悪かったのであろう。
やはり『男性』と『女性』が試合するのは難しいと思った。
それ以上に頑張られたのが室田選手と大谷選手だった。
チョップ一発で納得させてくれる大谷選手。
負けじと頭突き打っていく室田選手。
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僕はまた感情移入させられていた。
熱い攻防が、四選手から伝わってくる。
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最後は、大谷選手が宇藤選手からフォール勝ち。
宇藤選手は負けてはいけなかった。
僕はそう思った。
試合後、バンビ選手は「私が直接勝ったわけではないから今日は言わない」
「八月の大会でシングル受けろ!」と。
それに応える宇藤選手。
宇藤選手は、そのままバックステージに帰られてしまった。
それで良いんだ。
室田選手は大谷選手に対戦を迫る。
この試合も八月に決まりそうだ。
で、メインです。
素晴らしかった。
ちゃんと岩本選手が着地させた。
もちろん神崎選手の頑張りがあってこそだ。
大声援が神崎選手を奮い立たせる。
小さい会場であるが、どこの団体にも負けていない。
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ファンは誇りを持った方が良い。
僕も改めて思った。
入口なんて関係ない。
大事なのは『今』なんだ。
だからこそ『プロレスラー』とうたっているのなら、その矜持を大事にされた方が良い。
全試合終了後、宇藤選手にご挨拶させていただきました。
売店で帽子を購入してお写真をお願いしました。
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だが、宇藤選手は まだまだ遠慮されてると思う。
遠慮しちゃダメだ。
だからこそ、バンビ選手との一戦が楽しみなのである。
帰る前に室田選手にご挨拶させていただきました。
この方は『引き』が強いと思う。
試合を観たら忘れられない存在なのだから。
沢山の話させていただきました。
前回の僕のノートも読んでくださっていて勇気づけられたと。
そんな大層なもんでもないのです。
想った事を書かせていただいたのですから。
ただ、僕は八月。
シフトがまだ決まっていないのだが、お休み希望を入れようと思っています。
室田選手と大谷選手。
宇藤選手とバンビ選手。
この試合は観たいから。
帰りの夜道で想った事は、何かスクール⭐︎ウォーズを見てる様な感覚だった。
落ちこぼれが優勝していくまでのストーリーだ。
不器用であって良い。
それがファンが望んでいる事だと思う。
大谷選手が「エモい」って言われていたけど、それが大事なはずだから。
団体名『スタンドアップ』とは立ち上がる事だ。
落ちこぼれ軍団の奇跡。
メジャーにならなくて良い。
想いを寄せてくださってるファンを大事にされて『熱』を作り上げていけば良いのだ。
室田渓人選手。
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この選手は『何か』を魅せつける力がある。
惹きつけるチカラ。
不器用ながらも。
その事を大事にされた方が良い。
大切な事だから。
良い大会でした。
メジャーとかインディーとか関係ない。
お金払って観戦に来てくださったファンを納得させてくれれば良いのだから。
『渦』を作り上げれば良い。
やはりプロレスは素晴らしい。
『ドラマ』が産まれて『物語』が進行していく。
そう思わせてくれた大会でした。
ここがステップになるはずだから。
スタンドアップ。
立ち上がれ。