ゲノム。
あれは、何時発表だったんでしょうか。
去年だったかな?今年の初めだったかな?
覚えていないんですが、チャクリキという説明すればめんどくさいので各自調査なのですが、まぁありまして。
僕も愛媛で開かれた大会を観戦しています。
もう普通には戻れないファンからしたらビンビンくるんですよ。
良いも悪いも昭和感満載。
そのチャクリキさんの2月大会で、このカードが発表された。
!!!
闘魂3S!
IGFですよ。僕の大好きだった。
今の元気工場じゃないですよ。
イノキ・ゲノム・フェデレーションです。
我孫子の先生。
偏屈者。
本当に闘魂を背負った男。
もうたまらない。
この3人の3WAYマッチ。
観たいじゃないですか。シフト確保に動きました。
大丈夫と思う。
で、その後に澤田先生の欠場が発表されて代わりに定アキラ選手の出場が発表された。
だが、偏屈者と闘魂を背負った男が対峙するのには変わらない。
興奮MAX!
そんな時、鈴木秀樹選手のセミナーに1月にお伺いさせていただきました。
その前位に2月20日には全日本プロレスさんで諏訪魔選手と対戦する事を知る。
そのまた前日には天龍プロジェクトさんで試合だ。
行きたいけど、もうシフトは変えようがない。
その旨をセミナー場所の更衣室で鈴木秀樹選手に説明した。
「って、事でチャクリキさんに行きます!」と。
「来なくて良いですよ!」と鈴木秀樹選手は大笑い。
「何故かIGFに幻想持ってる人が多いんですよね」と。
でも、僕は大好きだった。
豪華でショッパイと言われているが、一寸先はハプニングだらけのIGF。
意味もなく誰かが怒っていたIGF。
そして、猪木さんの団体だったから。
その匂いがするんですよね。
ズンドコも含めてチャクリキさんには(良い意味で)
2月のお休みも決まった。
シフトも大丈夫。
チケット確保。
最前列。
自分でも頭おかしいんじゃないかと思います。
でも、鈴木秀樹選手を観たい。
応援したいのだ。
さぁ、東京へ向けてお仕事頑張る。
東京に向かう直前に24時間勤務6連勤があって本当に疲れていた。
だけど、頑張れる。
やっと勤務が終わった。
21日の朝。
職場から家に帰って、着替えて、そのままバスセンターへ。
淡路島から新神戸駅へ。
そして新幹線で東京へ。
約一か月ぶりの東京。
東京駅から水道橋へ。
ホテルにチェックインして、すぐに後楽園ホールへ向かいます。
雨の後楽園ホール。
会場へ。
最前列。
近い。
第三試合。
ついに始まる!
定選手の入場。
鈴木秀樹選手の入場。
最後は鈴川さん(あえて『さん付け』)
睨み合う、鈴木秀樹選手と鈴川さん。
だが、定選手が鈴川さんを襲う。
もうヒッチャカメッチャカ。
これだよ、これ!
鈴木秀樹選手と鈴川さんが対峙した時、鈴木秀樹選手がダブル・リストロックを極める!
そこから将軍岡本選手も加わって、大場外乱闘!
定選手と鈴木秀樹選手の攻防が良い。
鈴川さん怒り爆発。
だが、鈴木秀樹選手の顔面キックが炸裂!
そこから場外で、鈴木秀樹選手が鈴川さんをイスで乱打!
怒りだ!
これが観たかったんだ!
そこから(お前とは違うよ!)とばかりに、ジャーマン・スープレックス。
顔面蹴り。
最後は、定選手から卍固めで勝利。
試合後も、ダメダメだったのに余裕こいてる鈴川さんと睨み合う。
その直後、背後からスリーパー!
勝ち名乗りも受けずに、怒り爆発で帰っていく鈴木秀樹選手。
何も出来ずだった鈴川さん。
ハッキリ書きますけど、鈴木秀樹選手や定選手と一緒にされたら困ります。
やってきた事が違います。
鈴川さんは、もう『レスラー』でもなんでもないんですから。
鈴川さんこそ、フェイク闘魂です。
いや、闘魂でも何でもない。
闘い続けるのが『プロレスラー』なんです。
だから僕達は好きな選手に感情移入するのだから。
鈴川さんは何をやってきたんですか?
鈴木秀樹選手には不本意だろう。
納得していないだろう。
『プロ』としての仕事を成立させれなかったと考えているのかも知れない。
だが僕は感情移入した。
こうなるだろうと思ってた。
だからこそ観戦に来た。
鈴木秀樹選手は、どう思ったのだろう。
ただ『怒り』が見えた。
ハッキリと。
そこに僕は猪木さんを思い出すんですよ。
「違います」って言われそうだけど、僕はそう感じたのだ。
ゲノム。
そして、IGFの最終回。
それで良いと思います。
追いかけても、もう違うんですから。
元気工場とも。
ただ、僕が愛したIGFが観れた事に感謝したいです。
来て、本当に良かった。
鈴木秀樹選手は、今週は全日本プロレスの西日本の試合に参加します。
これぞ『プロレスラー』です。
『価値』があるから求められるのです。
オファーがあるのです。
フリーなら尚更だ。
飛び級なんて無い。
それがわかった、改めて。
僕が大好きなプロレスラー。
鈴木秀樹選手、本当にありがとうございました。
それを教えてくれたんだ。
と、いう訳で「ちゃんとプラズマやろうぜ!」です。
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