『アオキ』と『スズキ』
発表されたのが、いつぞやの日曜日でした。
その日は、青木選手は新潟で試合。鈴木秀樹選手は仙台で試合です。
青木選手の試合は放送が後日だったので、ABEMAさんでノアの中継を見ていました。
鈴木秀樹選手・サッチャー選手・ハクソン選手の杉浦軍脱退を見てグッときていたら、青木選手がノア初参戦!
しかも相手は、船木誠勝選手!
そして、数時間後には鈴木秀樹選手がイホデ・ワグナーJr選手のベルトに挑戦表明。
サッチャー選手・サクソン選手もタッグベルトに挑戦。
すべては、5月4日ノア両国国技館大会。
観たい!
すぐに、会社の上司に連絡を入れてシフト変更を申し出る。上司は休日だったのに。
ただ、僕の職場のシフト調整は10日で締め切られるんですよ。それに僕の仕事は年末年始・ゴールデンウィーク・お盆休みは休日入れちゃいけないんです。
でも、どうしてもお願いしたら「プロレスやろ?」と上司に言われて苦笑い。
今回限りの特例で許していただける事になった。
本当にありがたし。
だが、それによって連勤になる職場の先輩・後輩がいる。
謝ったのだが、ある先輩はなかなか許してくれないと言うか渋い顔。
何度もイヤミ言われました。
頭を下げて、お詫びする。
すべては『プロレス』なんだ。
そして、青木選手・鈴木秀樹選手の試合が観たいんだ。
どうってことねぇよ。
僕は青木選手・鈴木秀樹選手が大好きなんです。
青木選手と鈴木秀樹選手が同じ大会に出る時は、青木選手がDDT参戦時からほとんど会場に向かっています。
以前にも書きましたが、伝説の大晦日の『プロレス代理戦争』の時は仕事の事などほったらかしで東京に向かった。
妻の許可なしで。
だから、仕事をクビになった事もある。
ただ悔しかったのが、DDTのビッグマッチで鈴木秀樹選手は納谷選手。青木選手はディーノ選手と対戦された時、どうしても行けなかった。その時は、転職先の研修中だったから。
その試合がまた良かったんですよ。悔しくて本当に。
行かなかった事を恥じた。
その一週間後に、後楽園ホール大会で青木選手と鈴木秀樹選手が対峙した六人タッグマッチがありました。
リベンジで行きました。
どうしても観たかったから。
青木選手のノア初参戦。鈴木秀樹選手・サッチャー選手・サクソン選手のベルト挑戦。
もう楽しみがいっぱいだ。
シフトも変更していただいて日程OKになった。
チケット確保。
さぁ、お仕事頑張れる。
2日は朝から24時間勤務で、3日の勤務明け後に東京に向かいます。
ゴールデンウィークに入る前だったから、オペの多い事。
搬送の繰り返しで、ほとんど寝ていない。
勤務終了。
ダッシュで家に帰って、お風呂に入って、バス乗り込む。
渋滞もなかったが、反対側の淡路島向かう道路は本当に混んでいた。
いつから淡路島が観光場所なったんだろうか。
何もないのに(自虐)
三宮から新神戸駅まで電車。
駅はめちゃくちゃ混雑している。スマートEXでチケット購入していて良かった。
無事乗車。
もう弁当が殆ど売り切れで、消去法でステーキ弁当に。
東京に着いても、めちゃくちゃ混んでいた。
ゴールデンウィーク侮っていた。
そして今回の宿に向かう。
レトロチックながらも良いホテルでした。
晩御飯は、敷地内にあるレストランでとんかつを注文。
青木選手・鈴木秀樹選手が勝つってな。
もうこの日はカラータイマーが鳴っていた。
眠たい。
21時過ぎに就寝。
そして、朝の4時過ぎに目が覚めた。
本当にオジィちゃんだと認知する。
ホテルの朝食はバイキング形式。苦手なんだが美味しかった。
両国国技館へ。
会場内へ。
ダークマッチが始まっていた。
試合後、慌てて売店へ。
REALのシャツが欲しかった。
本当は通販で購入していたのだが間に合わなかった。
だから(もう一枚!)と買ったのだ。
青木選手・鈴木秀樹選手には勝って欲しい。
心から思った。
どんな試合だったかは、みんなで見ようレッスル・ユニバースです。
青木選手の試合は緊張感のあるモノだった。
ツイスターの体制の時に、指を入れてきた船木誠勝選手の狂気性を見た。
『マッドネス』だった。
青木選手の掌底も初めての如く思いっきり当てていた。
遠慮するな!それで良いんだ!
だが、足関節の攻防になった時に嫌な予感がした。
極められた。
やはり・・・という感じだった。
去年の三月に船木誠勝選手は鈴木秀樹選手と闘われている。
そのフィニッシュと同じだったのだ。
だが、船木誠勝選手といえば足関節。
DREAMでのミノワマン選手戦。
そして、アンクル・ホールドをミレ・ツルノから教わって日本に持ち帰った。
繋がっていくのである。
船木誠勝選手の恐さ。それを出したのが青木真也選手だった。
『青木真也』だからこそだったのだ。
そして、初めてGHCマーシャルアーツ・ルールで『UWF』というモノを見た感じだった。
サッチャー選手・サクソン選手が勝った。
サッチャー選手のフジワラ・アームバーがキレ渡っていた。
ボー・アンド・アローを出したり、エルボー・スマッシュを打ち続けたりと昭和プロレスファンも納得するファイトだった。
ベルト奪取の時は嬉しかった。
鈴木秀樹選手も続け!と勢いづくと思ったから。
鈴木秀樹選手とイホデ・ワグナーJr選手の試合はおもしろかった。
前半にスリーパーこだわる鈴木秀樹選手。
朦朧とするワグナー選手。
そこからの攻防は納得するモノでした。
最後の丸め込み合戦も『一瞬で決まる!』と思っていた。
鈴木秀樹選手が、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチいった時(勝った!)と思ったら。
その上をワグナー選手はいったのだ。
鈴木秀樹選手敗れる!
呆然とする鈴木秀樹選手。
良い試合だっただけに悔しかった。
青木選手の試合もだ。
大好きな二選手が負けた。
でも、これが勝負だ。『プロレス』なんだ。
自分自身を納得させた。
強い者が勝つのだから。
両国国技館大会が終わった。
夜風が気持ち良かった。
青木真也選手の両国国技館大会での試合は、マッスル・DDTと来ている。
ノアさんも加わった。
鈴木秀樹選手の両国国技館で試合を見るのは初めてだった。
嬉しかった。
(訂正・青木選手はONEの大会でも両国国技館に来ています。鈴木秀樹選手は大日本プロレスさんの大会で両国国技館に来ていました)
正直、僕が来て負けたんじゃないかと本気で思った。
疫病神じゃないか。と。
でも、ここからの青木選手・鈴木秀樹選手に期待である。
青木選手は、絶対にまたノアのリングに上がれるであろう。
新たなるステージだ。
鈴木秀樹選手は、REALを作った。
『本物』だけが生き残る集団だからこそ。
いやぁ『プロレス』おもしろいですよ本当に。
色んな角度から観て考えさせられる。
そして楽しめる。
それが一番だと思います。
お客さんだって、素直な感情表せたら良いんだから。
今大会の大声援が物語っていた。
そして『青木真也』と『鈴木秀樹』の価値は下がらないんだから。
そう感じた ノア両国国技館大会でした。
また、青木選手・鈴木秀樹選手が同じリングで試合される事を望みます。
でも、それはすぐだと思います。
だって、二選手は『プロレスラー』だから。
来て本当に良かったです。
淡路島に帰ったら、また24時間勤務連勤が始まる。
だからこそ、また頑張れるんだ。
その試合・大会を待ってるから。
青木真也選手・鈴木秀樹選手の試合が観たいから。
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