ありがとう。
12月20日から24時間勤務7連勤だ。
勤務→明け→勤務の繰り返し。
明けは休みじゃないんですよ。
年末年始休みなし。
やるしかない。
気合入れて。
大仁田厚選手と青木真也選手の電流爆破マッチが大晦日のももいろ歌合戦で。
しかも日本武道館で行われるのをノートを読んで知る。
これはすごい事。
観に行きたい!
だが、大晦日は明けで1日も朝から勤務。
年末年始のシフトは動かせない。
ツラいが諦めるしかない。
なんで、淡路島に住んでんだよ。
それは僕が選んだ事だ。
しょうがない。
26日は青木選手と堀田選手の愛の始まりが見えてきた。
職場で見てて、大笑いした。
だが、次の日の月曜日。
僕にとっては激震が走った。
1月3日、竹下幸之介選手と青木真也選手のシングルが組まれたのだ。
キタ!!
満を持しての、シングルマッチ。
竹下幸之介選手と青木真也選手のシングルマッチには僕はとても思い入れがあるからだ。
僕は、この試合の2日前。
2018年12月7日。
青木選手の応援に新木場でDDTプロレスさんを観戦していた。
そして、9日の帰りの新幹線で、竹下幸之介選手と青木真也選手がすごい試合をしたとSNSで話題になっていた。
家に帰って、レッスルユニバースで見た(当時はDDTユニバースだったかな?)
素晴らしかった。
僕にとっての『プロレス』だ。
イノキ・イズムが8分の中に凝縮されていた。
勝者の竹下幸之介選手から出てくる言葉は『闘魂』だ。
連鎖する。
とても嬉しかったのだが、会場で観れていない自分を恥じた。
これからは、絶対に観る!
そして次戦の後楽園ホール。
大阪大会。
観に行けている。
タッグマッチでも、青木選手と竹下選手の試合なら観たい!
静岡や熊本にも行きました。
青木選手と竹下選手が一度だけタッグを組んだ試合も夜行バスで密航した。
(行きたい!行かなきゃいけない!)
勝手な使命感が働き出す。
今の竹下選手は強いからこそだ。
2日は明けで3日はやっとお休みで、4日は朝から24時間勤務。
チケットは完売。
(無理か・・・)
諦めたら終わりだ。
模索していると、3日のチケットがキャンセル分が発売される事を知る。
急いで購入。
4日の朝からのシフトを頼み込んで、何とか夕方に変えていただく事ができた。
弾丸だが行ける!
また、この日を。
この試合の為に頑張れる。
と、思っていたら青木選手と堀田選手はデート中だった。
最高だ。
年末年始は忙しい。
何度、出動した事か。
大晦日。
青木選手は大仁田選手と意義ある試合をされていた。
この試合を見て、3日の試合が益々楽しみになっていた。
元旦の勤務。
正直、この日はもう疲れ果てて食欲も無かった。
頭痛や胸が痛む。
だが仕事は止まらない。
頑張る。
プロレスラーが教えてくれているからだ。
2日の朝、7連勤が終了。
終わった。
東京に向かおうと思ったが、身体が重たい。
仮眠をする。
お節料理もお雑煮も食べていない。
そんな事より、プロレスだ。
15時に淡路島を出発する。
バスで新神戸まで向かうのだが、事故で渋滞。
何とか新神戸駅まで着く。
人混み。
帰省ラッシュだ。
新幹線のチケット取るのだが、2時間後の座席しか空いていない。
ナメていた。
何とかチケットを確保し、時間稼ぎ。
寒い。
後で知ったのだが、渋滞はもっと深刻になっていたようだ。
あの時間に出発していなかったら、東京には行けていなかった。
19時34分。
新幹線に乗り込む。
暖かい。
疲れがドッとくるが、僕は電車やバスでは寝れないのだ。
疲れだけが大きくなっていく。
22時44分。
東京駅に到着。
人が少ない。
淡路島は、めちゃくちゃ多かった。
そうか、年末年始なんだ。
帰省とは、こういう事なんだ。
東京は街なんだ。
改めて思った。
ホテルにチェックイン。
お風呂入って、疲れ果ててすぐに寝てしまった。
6時に起きた。
ぐっすり眠れた。
モーニングルーティンと化している、ミルクティーを飲みながら青木選手の最新のノートを読む。
ここで、勝海舟の言葉が出てくる。
『おこないはおれのもの、批判は他人のもの、おれの知ったことじゃない』
まさに、これこそイノキ・イズム。
めんどくせぇんです!と、オメェはそれでいいや。なのだ。
(本当に良い人生を送れているんだなぁ)
俄然、試合が楽しみになってきた。
僕は『青木真也』の強さも弱さも含めて大好きだから。
夕方、友人と合流。
後楽園ホールへ。
座席は北側でした。
何度も後楽園ホールにはきてますが、北側は三回目。
初めては、猪木さんと藤波選手の平成最後のトークショーだった。
令和になる。
僕はこの時、心で猪木さんにお礼をした。
「ありがとうございました」
「これからは、闘魂を受け継いだ選手を応援していきます」と。
メインイベント。
バカサバイバーが鳴り響く。
青木選手の入場。
セコンドには、宇野薫選手。
竹下選手の入場。
緊張感。
試合が始まる。
ロックアップ。
レスリング。
ピンフォールを狙う。
ギブアップを狙う。
竹下選手が三角締め。
ゴングが鳴った。
そうだ、15分だった。
あっという間の15分。
それだけ集中していたのだ。
「白黒つけましょう!」
延長戦。
動いた。
脇固め。
逃れて場外に動いた竹下選手に、青木選手がトペ・スイシーダ!
受け止めての、垂直落下ブレーンバスター!!
リングに戻し、ジャーマンスープレックス。
そして、アームロック。
セコンドの宇野選手がタオルを投げようとする。
「入るな!」と絶叫して、締める竹下選手。
青木選手がギブアップ。
終わった。
讃え合う。
嬉しかった。
来て、観戦して本当に良かった。
心から思った。
この言葉がすべてだ。
ロープワークがない。
打撃は、竹下選手のラリアートだけ。
大技だけがプロレスではない。
グランドだけがプロレスではない。
僕の勝手な予想を遥かに裏切ってくれた。
もう、プロレス界にメジャーもインディーもない。
冠におんぶに抱っこなんて、クソ喰らえだ。
今日は僕にとっての最高の『プロレス』が観れた。
青木選手・竹下選手から見えるプロレス愛。
闘い
闘魂。
本当に嬉しかった。
竹下選手は強かった。
でも、青木選手には『強さ』が見えた。
(この人、すごい!)
心から思った。
昭和・平成・令和。
歴史とも闘われているんだ。
この2人にしか出せない世界が観れたから。
明日、朝一で淡路島に帰って夕方から勤務です。
追記、無事に始発の新幹線に乗れました
そのまま、続けて3連勤。
頑張れる。
そう思いました。
プロレスが大好きだから。
僕は、プロレスファンだから。
最後に、大好きな坂口安吾の『恋愛論』から引用させていただく。
夜学時代に読み、すごく力をいただいた。
「私は弱者よりも、強者を選ぶ。積極的な生き方を選ぶ。この道が実際は苦難の道なのである」
生きる。
闘う。
青木真也選手。
竹下幸之介選手。
プロレスが教えてくれるから。
本当にありがとうございます。
生き抜く。
それが僕の抱負だ。
↑ 是非読んでください。
頑張ろう。
また、コツコツだ。
プロレスを追いかけよう。
青木選手。
竹下選手を追いかけよう。
最後に。
竹下幸之介選手がいれば、プロレスは大丈夫だ。