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アオキスタイル。
2023年10月21日。
ついにきた。
どれだけ待っただろうか。
青木真也選手の試合を観るには2ヶ月ぶり。
しかもノリに乗ってる田村男児選手と。
一ヶ月前に発表があってからワクワクしていた。
ムスメシ選手戦後の青木選手。
どんな絵を描いてくれるのだろう。
東京には木曜日にやってきました。
今日の土曜日も東京でゆっくりしたい所ですが、シフトの関係上今日どうしても帰らなきゃ行けない。
明日から24時間勤務5連勤なんです。
詰め詰めのシフトだがやるしかない。
昨日はお蕎麦屋さんに行ってきました。
想いを込めて。
さぁ21日になりました。
帰るために荷造りして、忘れ物のないように。
その時ボイシーを聴いた。
嬉しかった。
試合開始前に福島から来られる方とお茶をします。
日帰りで来たんだって。
素晴らしい。
お土産もありがとうございました。
だがミスをおこしてしまう。
彼はチケットを忘れてきてしまったのだ。
だが、こんな時に限って僕はチケットを2枚購入していた。
二ヶ月ぶりの青木真也選手を近くで観たい気持ちから。
その一枚を友人に渡した。
良かった。
災い転じて福となすだ。
友人はへこんでいたが、気にしなくて良いよ。
青木選手。
全日本プロレスを堪能してくれたら僕も嬉しいから。
さぁ後楽園ホールへ。
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福島の友人は後楽園ホールは初めての事。
嬉しいだろうなぁ。
会場へ。
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見慣れた光景。
当たり前になっていく自身がが怖くなった。
青木真也選手を追いかけていたら、そうなっていた。
青木真也選手の『プロレス』が大好きで追いかけてきた。
片思い。
でも、それでも大いに影響受けている。
明日の希望を見せてくれる。
今回の試合もそうであって欲しい。
青木真也選手と田村男児選手との試合は第二試合。
だからこそ注目なのだ。
新日本プロレスと全日本プロレス。
国境が行き来しやすい時代。
昔なら考えもしなかった。
猪木さんの遺伝子を持たれてる青木真也選手がどう全日本プロレスのファンに受け止められるのか。
イデオロギーはあるのか。
期待と不安は高まるばかりだった。
途中、青木選手ファンの江戸川さんともお会いできた。
ありがとうございました。
田村男児選手の入場。
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ハードヒット、GLEAT MMA・LIDET UWFのスタイルだった。
青木真也選手の入場。
バカサバイバーが全日本プロレスで鳴り響く!
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試合は是非、全日本プロレスTVで見てください。
本当に。
ロープワークなし。
打撃なし。
されど緊張感満載の15分。
二選手ともレガースは着けていなかった。
青木選手がクロスヒールホールドにいった時(アオキロックだけはやるな!)と思った。
だが仕掛けたのは4の字固めだった。
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燃えた!
すぐに新日本プロレスvsUインターの武藤さんと高田さんの試合を思い出した。
青木選手は猪木さんの流れ。
田村男児選手は馬場さんの流れ。
だがプロレス技の4の字を青木選手がした事で、新たな文脈に引き込まれた。
田村選手も袈裟固めなどのレスリング技で対抗した。
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まるで藤田和之選手のPRIDE初出陣の時の様に。
逆エビの時は田村選手を応援した。
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それだけ感情移入させられたのだ。
まさに『プロレスリング』だった。
結果は時間切れドロー。
15分があっというまだった。
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試合は青木選手がコントロールしていた。
青木選手は職人だ。
藤原喜明選手の様だ。
今、そのポジションの選手がいないからこそ完全にピースがはまった。
ストロングスタイル。
王道スタイル。
そこから踏み出した。
まさに、アオキスタイルだ。
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それを見事に魅せてくれた。
ムスメシ選手戦後の試合だからこそ。
『物語』の続きは美しかった。
自身の『色』で闘われたからこそ。
それが、嬉しかった。
本当に良い試合だった。
意味、意義ある試合だったからこそ。
相手が田村男児選手だったからこそ。
今年のベストマッチだ。
後半戦前に会場を後にした。
新幹線の時間もあるから。
新幹線で新神戸駅に着いても、それから高速バスで淡路島に帰らなきゃ行けないのだから。
8月に青木選手の試合を観戦してから二ヶ月間。
早いようで長かった。
リングで表現してくれる青木真也選手が嬉しかった。
やはり貴方は『表現者』なのだ。
青木選手は、いつもの事かも知れない。
でも影響受けてる人が沢山いる事をわかって欲しい。
格闘家。
そして僕の『プロレスラー』だ。
僕には大切な存在だ。
改めて感じた。
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新幹線に乗れました。
帰ります。
また青木真也選手の試合を観れるように。
どこの団体でも良い。
『青木真也』が観たいんだ。
応援したいんだ。
先ずは目の前の事を。
当たり前の事を。
当たり前に。
また青木真也選手からエネルギーいただけたんだ。
20年前に仕事や生活で悩んで苦しんでいた自分に言いたいな。
「お前、20年後にはお仕事してスカパー!で見ていた青木真也選手の応援に全国周ってるんだぞ・行ってるんだぞ」って。
こんなに嬉しい事はない。
さぁ、明日から頑張ろう。
頑張るんだ。
10月は色んな想いが駆け巡る。
「木の葉にうずもれて 季節に身を任かす それでも 私は私であるために そうだ 元気ですよと 答えたい」
答えよう。
元気ですよと。
ありがとう、青木真也選手。
本当に。