見出し画像

大いなる人。

遂にこの日がやってきた。

ドキドキしながらも、楽しみにしていた試合。

秋山選手の敗戦からの試合。

若くて強い選手とのグラップリング戦。

だからではなく『青木真也』がどのような試合をするか注目だった。

何を感じさせてくれるのか。

この日は年休をいただいていたので、じっくり見れる。

ありがたし。

後出しジャンケンだが、この試合こそ現地で観よう!と思っていた。

職場にも内緒で。

(見なくては!)という勝手な使命感。

関空からシンガポールまでの飛行機代金。

会場近くのホテルの料金。

などを、細かく調べていた。

だが、帰りの飛行機が飛ばなかったらどうしよう。

仕事に行けなかったら、ヤバい。

ONEに(チケット購入はどうしたら良いんですか?)ってメールしたら。

画像25

「PPVじゃないよー」

って返事だけきたので、心折れて諦めたのでした。

アパー!!

僕の根性無し!(涙)

青木選手は、試合前日には 高岩竜一選手の超竜軍シャツを着ている。

わからない人には、さっぱりわからないだろう。

画像1

これだけでシビれまくったのだ。

↓ のインタビューでは『いつ何時 誰の挑戦でも受ける』と言われた。

イノキ・イズムの真骨頂だ。

青木選手は、会場入りに『怖い』と言っていた。

良かった。

それが青木選手にとっては普通な事だから。

画像3

画像4

ケイド・ルオトロ選手入場。

画像2

さぁ、青木選手の入場だ!

画像5

バカサバイバーが会場に轟く!

画像6

画像7

入場時、青木選手は一瞬笑っていた。

画像8

僕は(両者リングアウト・心中する覚悟)だと確信した。

画像9

いつものルーティン。

画像10

画像11

これが僕は大好きなのだ。

試合開始。

試合内容は、記者に任せます。

僕はヨカタだから。

終始、ルオトロ選手が攻める。

画像12

青木選手が凌ぐ展開。

画像13

極めさせない青木選手。

そこには(ナメんじゃねぇぞ!)との気迫が読み取れた。

画像14

ルオトロ選手が攻めるのだが、僕には青木選手の意地が見れて本当に嬉しかったのです。

画像15

(思うようにはさせねえよ!)

選手にも、マッチメイカーにも、すべてにも。

怒りが見える。

画像16

それを読み解けた時『闘魂』を感じた。

アントニオ猪木さんが、肘で相手の頬をずっとグリグリと攻め続ける感覚だった。

画像28

嫌がらせ。

「こいっ!」と。

画像17

最後は、バギー・チョーク。

画像18

ここにも(やってみろ、この野郎!)と気迫を感じた。

画像28

「角度が違う!角度が!」(妄想過ぎ)

画像29

試合終了。

青木選手は笑っていた。

画像19

ルオトロ選手は、この表情だった。

画像20

試合は、判定で負けた。

画像21

画像22

だが、僕はとても嬉しかったのでした。

画像23

極上の『プロレス』だった。

プロレスとは『存在を賭けた真剣勝負』だ。

だが『青木真也』の存在は消えなかった。

以上に増した。

それが『プロレスラー』の証なのだ。

『青木真也』が創り上げた、プロレスだった。

青木選手は、試合後 すぐにボイシー生放送。

ノートを書き上げていた。

凄すぎる。

本当ならば、選手は黙って他者に任せれば良いものだが見当違いな記事が多すぎる。

今は、自身で発信した方が より臨場感がある。

そういう時代なのだ。

青木選手は『レスラー』の証明を見せてくれた。

感情を揺さぶられた。

意地の悪い事をする。

相手の『存在』を生かしつつ、生殺しにした。

情念を見せつける。

すべては、青木選手の掌中だったのでしょう。

ザマァみろ!

俺は、好きなようにさせてもらう。

極上のイノキ・イズム。

カシン・イズムを発揮したのだ。

『青木真也』は、前を向く。

踏み出していく。

『闘魂』のかけらを携えて、闘い続ける。

『迷わずいけよ、行けばわかる』

僕はそれを見届けていきたいと思っています。

画像24

お楽しみは これからなのである。

また、旅が始まる。

画像27

さぁ、今日も頑張ろう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?