カナダの大学交換留学プログラムを終えて学んだこと②三本の矢
こんにちは!
筆者は大学交換留学制度を使って
カナダの大学で社会学と政治学を履修しました。
今回はそこで学んだことのまとめ第2弾です。
政治学の授業を修了し、
「三本の矢」ということわざの意味を
痛切に学びました。
「三本の矢」とは、
16世紀に毛利元就が臨終の際に子供3人を集め、「一本の矢は折れやすいが、3本だと折られない」と団結の大切さを説いたことわざです。
(念のため辞書の引用も載せておきます↓)
留学中に履修した授業の学び第1弾で紹介した通り、少数派の道は整備されにくいことを学びました。
(それについて説明した記事です↓)
そのため、少数派はどうするかというと、
少数派同士で固まることで、
強く社会に権利を訴求するようになります。
ただ、時にそれは社会に出して強い影響を
及ぼすことがあります。
カナダの場合は、ケベック州のフランス人達が
該当します。
カナダ全体で見ると、ケベック州のフランス人は少数派です。しかし、一つの州全てを席巻するほどの大きな力を持つ少数派閥なのです。
そのため、カナダ政治において無視出来ない勢力の一つであり、選挙戦ではどのようにしてケベック州の票を獲得するかが争点となっています。
このように少数派は少数派でも、ある程度の人数が集まれば団結力が強まり、多数派にも負けないぐらい強力な力を発揮するということを学びました。
よって、上で紹介したような
「三本の矢」のことわざはどこの世界に行っても
通用する理論なのだと痛感したのでした。
本日もご覧頂きありがとうございました!