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書くということ

介護を理由に丸2年以上働かない時間は半径50㎝ぐらいの世界だった。
そこから飛び出してパートと言う初めての経験からリスタート。
4時間を外の世界に飛び出した。

思った以上に退化していた仕事のスキル。
記憶力や対応力、判断力、全てがWindows95ぐらいだ。情報処理が遅いのを通り越して固まるほど。

幸い真面目な気質なのでコツコツとこなすうちにシナプスが伸びてくれたのか、先読みして予測行動までできるようになり、できることが増えると仕事と言うものは楽しくなり、こなす量が増え、雇用主から頼りにされるようになった。

人と言うものはこなしてきた時間の反復をしてしまう生き物なのだろうか。
時給で働く低賃金な労働環境で、お金が必要だからという理由も大きいが
気づけばこの4月も休みはまだ1日しかとっていない。
フルタイムで働いている時から仕事に没頭すると休まないタチで、パートでも同じことをしてしまう。
しんどいがスキルが上がるのは楽しい。
社会と繋がっていくことが楽しい…ハズだった。

だが私は若くはない50代。
長い労働時間は身体に負担がかかり、夕方仕事の時はお昼寝しないともたない。年齢なのか環境なのかは不明だが、、、、、老けた。笑

時間を切り売りした時給生活は打った時間の分だけお金が手に入るが、
そうしているうちに私は自分と切り離されていく。

書くことは私にとっての最大の自己表現だ。
頭の中の整理にもつながっていたが、今は各時間が取れない。
浮かんだしそうな思考や感性が記録されないまま消えていく。
それが私が自分から切り離されていくような感じに陥るのだ。

だから今、昼寝の時間を削って記録している。

あぁ他にも浮かんだこと、聞いたことから派生する自分の感性を言語化しておきたい。残しておきたい。

文章と言うものも仕事のスキル同様、こなさなければ落ちていく。
自分の気持ちの沿った言葉を繋げるスキルが落ちていくのだと、
落ちてみてわかった。

ピアノを弾くように、キーボードをたたき気持ちを表していくことが
私はとても好きだという事を改めて認識した。

さて、15時5分前。
晩御飯を作り、16時には仕事に向かおう。
今の私のこれがスタイル。


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