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手関節・手指解剖学②筋

手関節、手指には多くの細かな筋が存在しています。
まとめてみました。


参考引用

Mr Jonathan Maw, Mr Kai Yuen Wong, and Mr Patrick Gillespie. Hand anatomy. British Journal of Hospital Medicine 2016 77:3, C34-C40

内在筋


Mr Jonathan Maw, Mr Kai Yuen Wong, and Mr Patrick Gillespie. Hand anatomy. British Journal of Hospital Medicine 2016 77:3, C34-C40


左上:左手の表在筋(手掌筋)
右上:左手の深層筋(背側筋)
左下:左手手掌の骨間筋
右下:左手背側の骨間筋
となります。

骨間筋は3つの手掌単頭骨間筋と4つの背側複頭骨間筋にわかれ、それぞれ手指の内外転に寄与しています。



外在筋

外在筋は主に前腕から発生しています。
浅指屈筋、深指屈筋、および長母指屈筋腱は、手根管を経由して手に入ってきます。


Mr Jonathan Maw, Mr Kai Yuen Wong, and Mr Patrick Gillespie. Hand anatomy. British Journal of Hospital Medicine 2016 77:3, C34-C40



手掌では浅指屈筋腱は深指屈筋腱の掌側に位置しています。
浅指屈筋腱は中節骨、深指屈筋腱は末節骨に停止します。

指の伸展筋腱は伸筋支帯を経由して手に入ります。


Mr Jonathan Maw, Mr Kai Yuen Wong, and Mr Patrick Gillespie. Hand anatomy. British Journal of Hospital Medicine 2016 77:3, C34-C40



ざっくりこんな感じで手指の筋は手に入り、付着しています。
骨間膜などがそれぞれの筋の収縮を助け、手指の動きを担っています。
巧緻的な動きには、これらの複雑な構造が必要なのですね。

ではでは。

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