ショパール関節
足部のショパール関節についてまとめます。
ショパール関節
関節構造と運動軸
ショパール関節は
・距舟関節
・踵立方関節
から構成されています。
運動軸は長軸方向と斜軸方向のの2種類を持ちます。
この2種類の運動軸が、3平面すべての運動を行うことを可能にしています。矢状面における運動軸の長軸まわりに、外がえし・外転、内がえし・内転が生じます。
一方、矢状面における斜軸まわりに、背屈・外転、底屈・内転が生じます。
足関節の運動とショパール関節
足関節の運動とそれに伴うショパール関節の運動ですが
足部を他動的に回内(背屈・外返し・外転)
→足部回内(外返し・外転)
足部を他動的に回外(底屈・内返し・内転)
→足部回外(内がえし・内転)
ショパール関節は、背屈にとても重要な関節のイメージですが、回内外などでもしっかり作用しているのですね。意外と触れたりが難しい関節だなぁと思っていました。
脱臼や、靭帯の損傷などが起こる場所でもありますね。
ではでは