ショパール関節②靭帯
足部のショパール関節についてまとめます。
ショパール関節
距舟関節
距舟関節の主要な靭帯としてバネ靱帯があります。
バネ靱带は距舟関節の安定化および足部内側縦アーチの支持に貢献しているとされます。
バネ靱带は
・上内側線維
・下方線維(中底側斜走線維、下底側縦走線維)
で構成されています。
上内側縁維は踵骨中関節面の前内側縁から前内側方向へ走行し、舟状骨結節を経て舟状骨上内側面に付着します。
中底側斜走線維は踵骨前・中関節面間の溝から舟状骨結節へ走行しています。
下底側縦走線維は踵骨前・中関節面間の溝から舟状骨のくちばし形の部位に付着します。
これらのうち、上内側線維は足部内側縦アーチの支持に最も大きく貢献するそうです。
踵立方関節
腫立方関節には
・二分靱带
・背外側踵立方靱带
・底側腫立方靱带(長足底靱带、短足底靱带)
により連結されています。
二分靱帯は踵骨から舟状骨背外側へ走行します。
背外側腫立方靱带は踵骨上外側面から立方骨背側へ付着します。
長足底靱带は、腫骨底面から立方骨・第2〜4中足骨基部へ、短足底靱带は、踵骨底面前方から立方骨下面へ付着します。
内側縦アーチなどの機能に靱帯が影響していることがよくわかりました。しかし、靱帯が影響してくるとなると、セラピストとしてはどのように介入できるのでしょうか。アーチ構造は重要な組織ではあることは分かりますが、いまだにどのように介入すべきか悩む部分です。勉強します。
ではでは
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