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「移民」大国ニッポン

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移民を認めない「国家」と、移民が暮らす「社会」との間。
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#毎日新聞

保土ケ谷中学が「日本語教室での勉強」を出席扱いにした件

▼移民のニュースには、悲惨なニュースが多いが、素晴らしいニュースもある。2021年3月2…

「入管の問題は私たちの問題につながっている」件

▼入管ーー出入国在留管理庁の非人道性については、たくさんの報道があるのだが、あまりにも少…

ヘイト考 ライターは出版社にとって鵜飼(うかい)の鵜である件

▼「ヘイト」と「フェイク」の狭間を眺めていると、さまざまなものが見えてくる。 2019年…

「共生」は「格差」に鈍感な件(4)

▼前号では、「移民」の問題でよく引き合いに出される「ゴミ出し」のルール破りについて、〈こ…

安倍総理の「移民」政策と日本会議

▼〈首相「移民」なぜ否定〉という見出しがよかったのは、2018年11月18日付毎日新聞「…

移民問題の闇ーー「技能実習制度」は「国の恥」

▼「ジャケ買い」というか、「タイトル買い」してしまう本がある。ここ10年で印象に残ったタ…

「失踪」は「緊急避難」であるーー技能実習生の地獄

▼2018年12月2日付朝日新聞1面に、〈中絶か帰国か 迫られた実習生〉という見出しの衝撃的な記事が載った。平山亜理記者。 〈外国人の技能実習生が妊娠し、強制帰国や中絶を迫られる例が相次いでいる。受け入れ機関側から「恋愛禁止」や「妊娠したら罰金」と宣告されるケースもあり、専門家は「人権上問題だ」と指摘している。〉 ▼具体例はぜひ当該記事を読んでほしい。西日本の研修施設の元担当者いわく、「妊娠したら生産能力が落ちる」そうだ。〈日本で亡くなったベトナム人実習生や留学生らを弔っ

アパートの大家さんと不動産屋が「外国人」に部屋を貸さない件

▼2019年の全国紙の新年号で、日経新聞と毎日新聞が、アパートの大家さんや不動産屋が「外…

多くの自治体が「外国人」の子どもを把握していない件

▼「外国人」の子どもの所在について、日本の自治体の多くが、まともに把握していないことが、…

全国に就学不明の「外国人の子」が1万6000人いる件

▼前回のメモで紹介した毎日新聞記事に、〈日本に住民登録があり、学校に通っているかどうか確…

虐待で死んだ「外国人の子」の件

▼前回のメモで紹介した外国人の子がたくさん就学不明になっているという記事は、 同じ日付の…

三大紙が「移民」問題でがんばった件

▼先週末から今週明けにかけて、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞の三大紙がそろって「移民」問題…