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「移民」大国ニッポン

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移民を認めない「国家」と、移民が暮らす「社会」との間。
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#ベトナム

保土ケ谷中学が「日本語教室での勉強」を出席扱いにした件

▼移民のニュースには、悲惨なニュースが多いが、素晴らしいニュースもある。2021年3月2…

技能実習生がもう限界の件

▼コロナ禍で苦しむのは、女性、こども、そして外国人である。 2021年3月22日付日本経…

「西日本新聞」の「移民」論に学ぶ(2)

▼前号の続き。西日本新聞が手がけた「移民」問題の連載について、その経緯を報告したものであ…

「西日本新聞」の「移民」論に学ぶ(1)

▼深刻な社会問題について、ブロック紙や県紙が優れた記事を書く場合が多い。 「ジャーナリズ…

入管が「おとり捜査」に民間人を使い、兵庫県警に黙っていた件(その2)

▼前号の続き。兵庫県警は中国籍の社長を逮捕して、送検したが、神戸地検は拘留請求をせず、す…

入管が「おとり捜査」に民間人を使い、兵庫県警に黙っていた件(その1)

▼入管行政の非人道性が極点に近づいている。そう思わせる事件が明らかになった。2019年6…

外国人が来なくなる国 移民問題あれこれ

▼2018年11月26日付日経新聞に、「外国人が来ると日本人の失業率が上がる」という俗説を否定する論説が載っていた。 〈外国人労働者を受け入れると、競合する日本人の労働者に好ましくない影響(賃金の低下や失業率上昇)をもたらすという論調もある。しかしこれまでの実証研究から、外国人労働者受け入れは自国の労働者の労働条件に大きな負の影響はないというのが一般的だ(OECD「国際移民アウトブック2016」など)。/もし自国の労働者に影響があるとしても、外国人労働者の受け入れを回避する

「失踪」は「緊急避難」であるーー技能実習生の地獄

▼2018年12月2日付朝日新聞1面に、〈中絶か帰国か 迫られた実習生〉という見出しの衝…

「技能実習生」制度の闇 岡部文吾氏の戦いに学ぶ

▼実質的な「移民」政策の第一歩である入管法改正に関連して、筆者がこのひと月で読んだ論説の…