移民問題の闇ーー「技能実習制度」は「国の恥」
▼「ジャケ買い」というか、「タイトル買い」してしまう本がある。ここ10年で印象に残ったタイトルには『自殺する種子』という新書があった(安田節子『自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する』平凡社新書、2009年)。
種子なのに自殺? とてもショッキングなタイトルだった。「ターミネーター・テクノロジー」という技術を使って、自殺するように開発された種子があり、その種子を使って大儲けしている大企業の話だ。
移民問題については『外国人研修生 時給300円の労働者』というタイトル