【勉強法】社会人の勉強法のコツ。論文読みまくってnoteを300本以上書いた僕のオススメ。
世界の成功者たちは、みな勉強家。
・世界一の投資家:ウォーレンバフェット
1日5つの新聞と500ページの企業レポートを読破
・Microsoftの創始者:ビルゲイツ
年間50冊の本を読みます
・FacebookのCEO:マークザッカーバーグ
2週間に1冊以上の本を読みます
・民間企業初の有人打ち上げに成功したスペースX:イーロンマスク
1日2冊の本を読んで育ちました
「本を読めば成功する」とは言いませんが、持続的に成功をおさめ巨万の富を築く時代のヒーローたちは、みな勉強家なのです。
彼らは当然、わたしたちよりもずっと忙しいにも関わらず、勉強時間を確保しています。ある調査によると、最低でも1日1時間(週5時間)を確保するようにルールを設定していたそうです。
総務省が平成29年に行った調査によると、
日本人の平均勉強時間は1日たったの6分でした。
成功者たちは既に知識を積み上げています。
それは今、この瞬間も積みあがっていきます。
1日6分で先人たちに届くことはありません。
それどころか、どんどん突き放されていくのです。
🗺️ 🗺️ 🗺️
私は論文を読み続け、1年でnoteに300記事以上アウトプットを行い、ありがたいことにフォロワーさんも4800以上獲得することが出来ました。
読んだ論文は1,000本以上。
記事には独自のバナー画像を設定し、250以上作成。
プログラミングも学び、Webアプリ(Flutter)を公開することもできました。
インフルエンサーになったりすることはなく、なにものでもない僕ですが、人より優れている所があるとしたら、圧倒的な学習意欲です。
(ストレングスファインダーでも、学習欲がもちろん1位でした)
少なくとも毎日5時間近く勉強しています。
もし、社会人のアナタが勉強方法や勉強時間で悩んでいるとしたら、
私のやりかたが参考になるかもしれません。
何を勉強するのがオススメなのか?
どうやって勉強時間を確保するのか?
なぜ、勉強を続けるモチベーションが続くのか?
勉強に関するヒントをご紹介します。
とりあえず英語を勉強するのをやめよう✋
オックスフォード英語辞典を読んでも、
英語をマスターできるようにはなりません。
単語帳だって一緒です。
そもそもそんな必要、ないんです。
「社会人が勉強をする」ときに英語を選択する人が多すぎます。
確かに、世界のグローバル化は進んでいます。英語が話せたら人脈も情報も多く手に入ることでしょう。
しかし、中学生のように単語帳を読んだところで英語が身につくことはありません。目的がないから。
英語はツールに過ぎません。日本語で理解できない文章を、英語で読んだところで理解できません。何語で書いてあるか?というのはその程度の意味しかないのです。
これまで読んできた論文はほぼ全て英語ですが、特に英語だけを勉強する機会は設けませんでした。僕は外国の友達もいませんし、無駄だからです。
それでも英文は論文と技術書くらいなら読めます。英語しか文献がなければ読む。それだけで本当に読めるようになります。日常会話や文学作品はほとんど読めませんが、私の目的とは違います。だからそれで良いんです。
完璧主義は卒業しましょう。
まずは、何を勉強するか決めるのが先決です。
自分の専門領域がある人にオススメの教材👨💻
まず、アナタに専門領域があるなら、おとなしくその領域を選びましょう。もしくは周辺領域がオススメ。それらの知識は収入や評価に直接結びつきやすいです。
例えば、私は薬剤師なので医療系の論文や学術雑誌をしっかり読むのがこの作業に該当します。
日本の医療ポータルサイトには日経DIやm3があります。しかし、この作業で大事なのは、世界標準で最新の情報にぶつかれるかどうかです。安易に日本語文献に頼らないようにしましょう。
したがって、ポータルサイトではなくJAMAやNEJMを読むことが重要です。
PubMedのTrending Articlesなども良い情報源となります。
最新の知識とされるものは、玉石混交あって当たり前。
日本の情報なんて、まともに取り扱ってもらえることの方が少なく、点の知識にしかならないことが多いのです。
点を結び線とするために、線となりやすい情報源を選びましょう。
注目すべきは、その業界の世界標準となる情報源です。
ビジネス系ならHarvard Business Review
情報工学系ならIEEE、心理学ならAPAなどが良い情報源となります。
自分の業界の世界標準がなんなのかわからない人は、
まずそれを調べることから始めましょう。
ここで英語の壁にぶつかると思いますが、スマホやPCの自動翻訳を使いながら、学習を進めていくのが圧倒的にオススメです。
スマホやPCの翻訳機能を使って勉強することは、勉強の効率を上げる為に有効な手段であることがすでに証明されています。
記事が英語で書かれていたとしても、5~10本程度読めばコツがつかめるようになり、だんだん翻訳に頼らなくても読めるようになっていきます。専門分野だけでなく、英語も一気にスキルアップする一石二鳥の方法です。
論文で言うと、序章(Introduction)の8割くらいの研究成果をすでに知っているくらいまで知識量を増やせると、かなりその分野にくわしくなってきていると言えます。
良く引用される論文や本を中心にインプットすることで、最短で知識を増やしていくことができます。その分野における重要論文なんて、そうそう頻繁に出てくるものではありません。大丈夫、学習を進めましょう。
なにを勉強したらいいかわからない人の為に📚
勉強をしたいけど、何をやった方が良いかわからないという方の為に、オススメの教材をご紹介していきます。
興味ある分野がハッキリしている場合🔎
その分野で有名な専門家がいる場合、Amazonでその専門家の最も売れている本を1冊だけ読みましょう。逆に、筆者のそれ以外の本は読まなくて良いです。
ダイハードは1が最高だった。
2や3は面白かったけど、
一番お金がかかっていない1こそが最高傑作だよ。
こんな話、聴いたことありませんか?
最も優れていると言われるアウトプットを超えることがどれだけ難しいか。読むべき本は、それなのです。
興味ある分野が全くハッキリしないとき⏳
私の独断と偏見で、面白い分野の本を紹介します。これらの本をきっかけに、その分野について学びを深めるのも面白いと思います。
荘子 - 福永光司訳 -
すべてのビジネス書を読む前に知るべき幸福論
「幸福論」は受験必修科目ではないため、体系的に学んだことがある人は少数派です。さらに、西洋哲学に傾倒していく人が多い一方、東洋哲学は忘れ去られがち。
しかし、荘子には
人生のゼロが詰まっています。
そもそも、成功とはなんでしょうか?金・権力・色欲。そういったすべての感情の根源はなんでしょう?私たちが求めるべく教育され、自ら求めていると思い込んでいる3つの欲望。それが満たされると本当に幸せになれるのでしょうか?
荘子は努力や人生の成功を否定しません。
しかし闇雲にそれらを求め、破滅していく意識高い系ワナビー君(孔子)を哀れに思います。囚われることのない自由とは何か。一度ゼロに戻って考え直すことで、アナタの本当に求める性質を理解することができます。
荘子は、多くのビジネス書を読む前に、前提として知っておくべき心構えを習得するのに役立ちます。細かいところを見るあまり、自分がどこに立っているのか忘れてしまうことのないよう抑えるべき書なのです。
この本をマスターすると、今はやりの禅やマインドフルネスへの理解が高まります。荘子はまさにそれらの源流なのです。
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ファスト&スロー:行動経済学の始祖
ノーベル経済学賞を受賞したダニエルカーネマンの名著。
人間には2つの思考システムがある。1つは早い思考。自動的に高速で動き、努力が必要ないが、間違いも多い思考。2つ目は遅い思考。論理的な判断が可能だが、エネルギーを必要とし遅い思考。システム1を使いたがる性質が、私たちの認知を歪めているという歴史的発見を導出しました。
例えば、こんな問題が有名です。
伝染病が大流行している。放置すれば600人の死者が出ます。
AとBのどちらかを選んでください。
・プログラムA:必ず200人が助かる
・プログラムB:1/3の確率で600人が助かり、2/3の確率で誰も助からない
また、問題を言い換えてCかDを選択してもらいます。
・プログラムC:必ず400人が死亡する
・プログラムD:1/3の確率で1人も死亡しないが、2/3の確率で600人が死亡する
AとBを選んでもらうとき、どちらも期待値は200人だが、ヒトは圧倒的にAを選ぶことが多いのです。利益が提示されたとき、ヒトはリスクを回避する行動をとります。
しかし、CとDを選んでもらう時には、ヒトは圧倒的にDを選ぶことが多いのです。損失を提示されたとき、ヒトはリスクを選択する行動をとります。
このように、性格という言葉では片づけられない脳の性質=バイアスを明らかにしたダニエルカーネマンの著は、行動経済学の最も基礎的な理論を構築している。脳のスペックは100年単位でもほとんど変化しないので、この学問を知ることは生涯通じて役に立つことになるでしょう。
ファスト&スローの何番煎じかわからないような本はいくつもあるが、今から学びたいのならまず原著を当たることをオススメします。
学びをインプットで終わらせないために🎁
これは天才科学者:落合洋一の論文のアウトプットフォーマットです。本を教材にする場合でもこのフォーマットはそのまま使えます。
フォーマットを決めておくとアウトプットで迷うことがなくなります。インプットした情報はいずれアウトプットしなければいけないので、整理するときにも楽になります。
本や論文を読む際に、「一文字一句逃さず読む」ことが重要視される傾向にあります。学術的にはそれが正しいのですが、情報収集の効率は壊滅的に悪くなります。
それよりも、フォーマットに従って要点をまとめた方が頭にも残りやすく、さらなる情報収集にも繋がりやすいのでオススメです。
思い出せない本になんの利用価値がありますか?
さらに、フォーマットで作ったメモはそのまま財産として利用できるので、ぜひ作っておくことをオススメします。
noteのススメ📝
さきほど、落合洋一のフォーマットをご紹介した通り、知識は財産となります。しかし、発信せずにインプットだけでは頭に残らず、使える知識になりません。
アメリカ国立訓練研究所の有名な図です。講義を受けたときの学習定着率は僅か5%。読書では10%に過ぎません。
しかし、他の人に教えることで、学習定着率は最高になります。
私たちは教師ではないので、他の人に教える機会はなかなか少ないですよね。すると、noteなどインターネット上に公開する手法はかなり有効性が高いと言えます。
誰にでもわかるように文章を考え、書くことは、物事の正しい理解だけでなく表現力も必要なので難易度の高い行為です。しかしそれ故に知識の習得に効率的なのです。
アウトプットを前提にした勉強は
驚くほど効果的ですよ。
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