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深夜、堕落したブルーライト、ぼくら勝手に孤独になって輪廻。

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散文詩/自由詩まとめ。
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2023年10月の記事一覧

まだころしてないだけ

蹴らなかったガードレールはどうせわたしが蹴ったって曲がりも歪みもしないガードレールで、だから蹴らなかったわけじゃないけど、だから蹴らなくてもよかった。

(怒らないで、)
意味のないものを排除したとき、わたしの庭は更地になる、
(焦らないで、)
寝転がって部屋の隅の埃を見つけたとき、死神だけがわたしを抱きしめたがる、
(祈らないで、)
はつ恋のひと以外を信仰したとき、わたしはつまらない罪人になる、

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金木犀は永遠の香り

 
死ぬタイミングを間違えなければ永遠になれるから焦らなくていいよ、
永遠が君のかたちになることはないけれど、君が永遠のかたちになることはできるから焦ることないよ。
 
 
永遠は、世界一可愛くて世界一嫌いなあの子のかたちともまったく似ておらず、液体のふりをしてふくよかな土のなかに決して染み込まずに寝そべっている。
金木犀の木の下に埋まっているのは死体ではなくて永遠で、だから代替できない香りがする

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