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深夜、堕落したブルーライト、ぼくら勝手に孤独になって輪廻。

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散文詩/自由詩まとめ。
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2020年6月の記事一覧

インスタント・ブルーのしじまで

 
キッチンは海で、たまねぎを刻んでいるあいだわたしは人魚だったのに、鍋の中をのぞいたとたん人間にもどってしまう。
蛇口を通ってきた魚たちはざわざわと謝罪と感謝をくりかえし伝えあっていて、そう、そういうのがやわらかな波になるのよ、と、母のような眼差しでおもうたび、包丁の色が淡くなるような気がした、
ゆるし、かしら。ひとりでおままごとを繰り返したあの子は泳げなかったし、泳ぎ方を、教えてもらったことが

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なにも不安になるのは夜だけじゃないって話。

 
白い肌は蛍光灯よりも太陽に照らされた方が綺麗に見えるから、外を歩くのが本当に嫌いなわけじゃない、背骨、(情報のとおりみち)、は、同じように曲がっていてもコートに隠してしまえるんだって、薄々、気づいていたんですけど、もうコートなんか着てられる季節じゃないんですよね。
 

「ちいさいころの遊びみたいにね、白線から落ちたら、打ちのめされるんですよ、才能ってやつに、だから落ちないように落ちないように

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