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過去でも未来でもない、今を生きること

#未来のためにできること
写真はお気に入りのオラクルカードからシャッフルして出てきた一枚のカード。名前は「presence」(存在)。「presence」のガイドブックの冒頭にこのように書いてます:「人生とは、この瞬間、現在のことです。存在することであなたの真の姿を認識し、余計な煩悩から解放されます。」

私たちは、こだわりをもっていきています。こだわりは自我を高めるいい面を持つ一方、こだわりが強すぎると、「囚われ」になり、不幸のループに巻き込まれます。よくよく考えると、こだわりは自分の「過去」や「未来」に対する執着心ではないか?また、「現在」に対して、ある種の未達成とも言えるでしょう。結果、今、現在に集中できず、自分自身も不満、妥協、負のエネルギーに付きまとわれます。

インドでは、ヴィパッサナー (Vipassana) という最も古い瞑想法があります。12日間の修行期間があり、参加者は修業期間中あらゆるコミュニケーションが禁じられ、ただひたすら自分の呼吸を意識し、自分と向き合うことに時間を割きます。参加者には最初、よく瞑想の間に違うことを考えてしまい、集中力が高まらないことが起きます。しばらく日にちが立つと、だんだん自分の呼吸に意識を向けることができ、別のことを考えても自ら意識できるようになるようです。

ヴィパッサナーの修行はまさに「現在」を生きることではないか。過去や未来は一旦どっかに預けて、目の前に集中を高めることが「未来」への最高な贈りものではないか。

結論、未来のためにできることは、「現在」を精一杯生きることです。


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