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【映画】新聞記者

概要

東部新聞記者の吉岡と内閣情報調査室の杉原が、内閣が秘密裏に進めている化学兵器の開発を白日の下に晒そうと奮闘する映画。

あらすじ

東都新聞に羊の絵が書かれたFAXが届く。
一方その頃、杉原は内調の仕事に疑問を感じていた。
政府を助ける仕事のために手段は問わないからだ。

FAXはどうやら神埼という人が送ってきたであろうという結論に達する。
時を同じくして神崎は投身自殺。
吉岡も神崎もこの自殺の裏になにかあるに違いないと考える。

吉岡が神埼の書斎でFAXで送られてきた羊と同じ羊の絵を見つける。
そこで内閣が生物兵器を開発するための大学を新設することを企てていることを知る。
杉原は神埼後任の都築の部屋で、新設大学に関する資料を探し出しスマホで撮影。

東都新聞が新設大学が生物兵器の開発に使われるという記事を一面にして白日の下に晒す。
多田は杉本が情報元だということを知り、これ以上突っ込まないように諭す。
杉本は『自分のキャリアを捨てるか』『自分の正義を貫き通すのか』で迷い込むのだった。

感想

森友・加計問題を主軸に様々な社会問題となったものを色々ぶっこんで、大それぞれ脚色している映画だと感じた。
内容的には、史実を知らないと理解するのは難しいかもしれない。
また、主人公が望月記者を演じたり、内調という馴染みの薄い官僚を演じたりしているので、その人物像や内調という職種を知っている必要があると感じた。
杉本の最後の選択である『自分のキャリアを捨てるか』『自分の正義を貫き通すのか』は、ぜひ『自分の正義を貫き通す』という方を神埼のためにも選んでほしいと思った。
自分も似た状況に立ったら『自分の正義を貫き通す』方でいたい。

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