結婚するもしないも
多様な関係性や婚姻の在り方が認められても、結婚はしたくない。そういう人も結構いるんじゃない?他人と暮らし続けるのが無理な人も、存在しているのに・・・。私は結婚する気はあるけど、まだ先だと思う。年収が安定したらなどと悠長に構えていたら、リミットが迫ってきて最近焦り気味。
行政が新しい制度を作って救済しようと躍起になっているのも分かる。ただここまでいろんな選択肢を認めているんだから早く結婚しなさいよ。あまりに結婚を急かすというか、せっつくような風潮もあります。むしろ追い込まれているような感もあって・・・。
そもそも結婚をする気がない人にとっては、選択肢が増えようがどうだろうが無関心。ずっと枠組みの外に居続ける。そういうチョイスもまだ残っている以上、無視もできない。
どんな理由で結婚しないもしくはしたくない、結婚しても子供を欲しくないとかその人の深く内面に関わることで、結局本人にしか分からないから。幼少期の家庭環境等も関係しているでしょう。安易に誰かが軽々しく代弁できるような話でもないのに。ジェンダーの問題も絡むとより難しい。
いくら制度が変わろうが結婚しない人は、これからも存在し続ける。そういう前提も持ち続けて欲しいな。それに自分の人生にしっかり責任とれる人は、独身でも人生設計できてるでしょう。
老後の資金もきちんと貯めて、退職金もいい額貰える。年金やりくりしてやっていける人は別にそこまで心配しなくても。私の少し上の世代から私の少し下あたりは非正規雇用も多い。非婚化という言葉がずっしり重く響きます。
この世代に関して行政も心配してくれるてるんだろうなとも思います。私は一人で生きていくのは辛い人。誰かと結婚して子供が数人いたら、と夢を見ているけれど、果たして今後どうなる事やら。
結婚していても恋多き人とか見ると、この人はきっと誰と恋愛しても決して満たされない人なんだろうな。ふと感じたりします。多分恋していても相手より、自分が世界で一番好き。そう見える時があります。その人達にとって結婚って何だろう?
結婚にまつわる議論って、これからも尽きる事はありません。制度論よりも多くの人が自分の人生や決断に責任や自信をもって生きていく事が大事かと。国もそんなに面倒は見てくれないだろうし、最後は自分が決める事ということになるのかな。
何も決めきれず宙ぶらりんが一番怖い。阿佐ヶ谷姉妹に憧れたり光浦さんに憧れたり女性も世の中には増えているとか。私もよくその方々の本を読むので、気持ちはよく分かります。
ただ独身売れっ子芸能人と、私では貯金残高があまりに違い過ぎる。あの方々はゼロの桁が何個も違う世界で生きている人達であるとという事も決して忘れてはいけないとも思うのです。
そこも踏まえたうえで、自分ならどう生きるか。後悔もしながら自分で、決めぬく。選択肢の中から何かを選び取るのが、大人の人生の責任の取り方。これが悩みぬいた私の答えです。私は結婚して誰かと生きていく人生を選ぶ事にしました。