お付き合いノートのすすめ
とっ散らかった5年間(余談)
これは、本来なら結婚してすぐにやるべきだったことを、5年引き延ばした女の話。
親戚や友人から貰った結婚祝いの品物や金額をメモしたノートが一冊ある。
それとは別に、手帳にも結婚祝いのメモがある。
その両方を照らし合わせないと、いつ誰に何を頂いたのか把握することは出来ない。自分が渡した諸々のお祝い金なんかもあちこちの手帳に散在している。
産後書き始めた育児日記に、出産祝いのメモがある。内祝いに何を贈ったのかもこれを見れば分かる。
だが、息子の思い出BOXに収納しているので、見たい時には物置き部屋に行って探し出さないといけない。
冬は、旦那側の親戚に蟹を贈る。
その度に、私はどこへ仕舞ったのか分からない年賀状を探す。年賀状を書く時もそうだ。これを毎年繰り返している。
そして最近、ふと思った。
自分の口座も、旦那と息子の口座も、全て私が管理しているこの状況で、もし私が死んだらどうなるんだろう。
旦那に話していないネットバンクの貯金とか、結婚前からやっている定期積金とか、情報を一まとめにして置いた方が良いんじゃないだろうか。
それに、旦那は自分のApple IDすら覚えていられない人間だから、私が死んだら自分のアカウントにすらアクセス出来なくなる可能性がある。これはマズい。
AmazonやDisney+なんかの定額サービスも、私のメールアドレスになっているしパスワードは私しか知らない。一々問い合わせるのも面倒だろうし、そういう各種サービスの解約や更新にすぐ取り掛かれるようにしておきたい。
そんなわけで、私はようやく重い腰を上げて、必要な情報を一まとめにしたノートを作成する決心をしたのである。
お付き合いノートのすすめ
ノート作成にあたって新たに用意したものは二つ。
B5サイズのバインダー(26穴)と、無地のB5ルーズリーフ 。
100均でも買えるが、長く使えるようにちゃんとした雑貨屋で揃えた。
実際、紙はかなり手触りが良く、上質な感じがする。使い心地の良さは大事だ。
無地にしたのは、表を手書きするのではなくExcelで作って印刷したかったから。
方眼紙を買って自分で線を引くということも出来るが、絶対面倒くさくなって途中で投げ出す自分が想像出来たからやめた。
次に、Instagramで「お付き合いノート」「住所録」などで検索をかけて、使いやすそうな表を自作している人を探した。
いろいろ見比べてより自分の使いやすいようにアレンジを加えて、Excelでの表作りに取り組むこと半日。
7種類の一覧表が完成した。
↑頂いたもの(結婚祝い、誕生日、入園祝いなど)一覧、贈ったもの一覧、内祝いチェックシート
↑頂いた/贈ったお年玉一覧。
贈ったお年玉には、相手の子の名前と金額だけでなく、年齢や学年もメモできる空欄を付けておいた。
↑住所録、パスワード一覧
とりあえず今はこれらを印刷し終えて満足してnoteを書いているところ。
これから記入していく作業に入るが、多分とっても便利なものになるはずなので先にここで紹介しておこうと思ったのだ。
おそらく、みんな結婚した時にこういうのちゃんと作っているだろうし、私が勧めるようなものでも無いんだろうな。
もし、私と同じかそれ以上に怠惰な人間は、ぜひ今からでも遅くないので一冊にまとめて見てほしい。その便利さは、私もまだこれから実感するところだから何とも言えないけど。
これから結婚を予定している人は、頂いたお祝いに関するメモを残す習慣をつけてほしい。私みたいにならない方がいい。
さっき載せた写真の表を丸パクリして作っても良いし、市販のを買っても良い。
コクヨの「お付き合いノート」とか、100均のSeriaにも「お付き合い記録帳」というものが売っているらしい。
私もとりあえず一冊そういうのを買おうと思ったのだが、フォントとか項目とかがイマイチ好みじゃ無かったので、作ることにした。
ちなみに、家計簿についても同様に杜撰な結婚生活を送っていたのだが、3年前くらいからようやくまともにExcelで家計管理を始めた。それ以前は本当に酷かった。よくこんなんで結婚出来たなという感じ。
なんて、話し出すと長くなってしまうので、それについてはまたの機会に。
とにかく私は今から印刷した真っ白な表を埋めていく作業に取り掛かろうと思う。とっ散らかった5年間のツケを払うのだ。
ApplePencil購入資金、もしくは息子に酢だこさん太郎を買い与える資金になります。