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みんな先生になりたいの?

 「またか」と新聞広告を見ては溜息ばかり。コーチングとかアドバイザーとかそういう職種の宣伝がやたら目につきます。いつからかマネジメント的な仕事が増えてきたけれど、こういう仕事は何に分類されるんだろう?


 サービス業かな?なにやら指導的な意味合いも強い。ただこういう事をしたいのなら先生で良くないかという気もします。教員を志願する人は減っていて、倍率も下がっているのに・・・こういうお仕事は年々増え続ける不思議。


 ねじれた感じですね。教員で苦労はしたくないけれど、指導者にはなりたいという事でしょうか。誰かが1発あてるとフランチャイズ方式で一気に広まるビジネススタイル。あまり好きになれません。若干マルチ商法の匂いもしなくもない。


 メソッドを売るやり方でお金稼いで、ご本人も現場で活躍されていなかったり。既にセミリタイアしているという事は、もうそんな長く続けられるお仕事ではないんだろうなぁ。ちょっと中の情報が古い感じも拭えません。


 この世に数多のアドバイザー的な仕事でも私が苦手な仕事が、選挙で勝たせるアドバイザーさん。選挙で当選するには、やはり自分で頑張って欲しい。他人にあれこれ依頼している時点で、もう厳しいのでは。ずっとアドバイス受け続けるわけにもいかない。あまりそういう候補者を、積極的に応援できない。


 コンサル業務って本来終わりがないような気もする。ただ今はやりのコンサルは、ずっと顧客と長く付き合っていくようにも見えず。短期的に都合のいいお付き合いでおしまいなら、効果もあるんだか無いんだか。


 一応成功の兆しが見えたら、すっと離れるのを見るにつけ「この人はずっと深く関わっていく気はないんだな」と思う事も多い。町おこし的なアドバイザーさんからも若干そういう匂いが・・・。


 住んだこともない街を「いいですよおいで」と人に勧めるのも何だかなぁ。しばらくすると東京に帰るという事は、結局東京の水があったんでしょう。こんなことを考える私ってひねくれてるんでしょうか?



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オウチニスタ
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