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ポジティブを見つける天才になる!

子どもはポジティブを見つける天才です。
知らないことが山ほどあって、側には何でも知っている大人がいる。失敗も山ほどするし、叱られることもしょっちゅう。それでも、すぐに立ち上がるのです。

大人だったら、心が折れて引きこもりたくなるような日々を、難なく超えていく姿にあっぱれ!です。

脳のネットワーク形成を急ぐ幼少期

これは、人間にかぎったことではありません。
ネコも、犬も、猿も、幼いうちは好奇心旺盛で、すぐにじゃれついてきます。

これは、脳の中に情報を処理するネットワークを大急ぎで作り込むため。
些細な刺激にも敏感に反応し、情報を処理するネットワークを作り込もうとしているからです。

更に、気持ちをより前向きにさせるため、好奇心のもととなるドーパミンを大量に分泌。
ネットワーク形成に、一層拍車をかける仕組みが備わっているのです。
これは、生き残るために仕組まれた戦略。

それなのに、大人になると次第に無防備さが影を潜め、「どう思われただろか」と人の評価を気にしたり、「ついてないな」と思うことで行動抑制をかけ、行き過ぎると、行動範囲の抑え込みにかかります。
そうやって、後天的に「ネガティブ思考」を身に着けてしまうのです。

知らずに身に着けてしまった思考の習慣は、しあわせを呼び寄せることも、不幸を呼び寄せることもある、というわけです。

写真花5

思考パターンが性格を作る

習慣は恐ろしいです。
思考パターンも習慣。

習慣の威力を語った偉人達の言葉からも、それを感じ取ることが出来ますので、掲載しておきますね。

『思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから』(マザーテレサ)

『人の本性は皆ほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである』(孔子)

『習慣とは非常に軽いものであり、普段はその存在にさえ気付かない。だが一度意識すると、非常に重く断ち難いものであることがわかる』(ウォーレン・バフェット)

『成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである』(E・M・グレー)

『不成功の99パーセントは、言い訳ばかりをする習慣を持つ人から生まれてくる』(ジョージ・W.カーバー)

写真ひまわり

パターンを崩してつくりかえる「習慣」のリニューアル

コロナをきっかけに、これまで培ってきた様々な習慣を崩す必要性が出てきました。特に、結果が積みあがらない、いつも同じパターンを繰り返している、と感じる人は、かつて誰もが手に入れていたポジティブさを、もう一度取り戻しましょう。

以前、ご紹介した「ピーク・エンド法則」も活用しながら、その手順をまとめますね。

■感情が揺さぶられる大きな出来事に遭遇した時は、自分の感情を見つめ、「今がまさに難所」「ピークだ」と意識してください。

■複雑に絡み合った出来事の場合、「要は何が起きたのか」と要点を一つにまとめます。
バラバラに散らかったままだと、難所がずっと続くような気持ちになり、立ちすくんで動けなくなってしまうので、要約は大事だなと思います。

■起こった出来事に、意味づけをしていきます。
私がいつも意識している意味づけは「何か意味がある」「何かを教えようとしてくれている」です。

■特に、困難に遭遇した時は、自分の弱点が露わになっている場面でもあるので、その弱点は何かを、一生懸命紐解きます。
自分が難なく超えられる力を身に着けていれば、こんな事態もスイスイと超えていけるわけですから、これをチャンスに、どんな力を身につければいいのか「教えてくれている!」と思うようにしています。

■思考パターンに気づいて壊す!
同じような壁によくぶつかる人は、意図的に意味づけを変えてください。
思考にはパターンがあるので、お決まり思考パターンに陥っていないか、チェックする習慣をつくるのです。お決まり思考パターンに気づけたらラッキー♡

■無意識に逃げているものをつかむ!
お決まり思考パターンに気づけたら、無意識に「避けているもの」は何かを探ってみましょう。
実は、気づいたつもりでも、まだまだ根深い奥底に、逃れようとしている思考パターンが眠っているのです!
特定の刺激に対して、シュッと後退りしてしまう何か。その何かをつかめないうちは、なんどでも同じことをくり返すので、ここが本当の難所になります。

■敵は自分の中にあり
前進するときは「問題を解決する」というより、「弱点を克服する」と捉えましょう。敵は自分の中にあり!

■記憶の上書き保存を意識する
感情に流されることも、お決まり思考パターンに陥るのも、『過去記憶』がそうさせているのです。
きっと過去に、それなりの成功体験があったのでしょう。上書き保存によって、更なる成功体験の記憶をつくればいいのです!

どんな体験であっても「自分ために必要だった」と、常に物事を肯定的に考える思考パターンをつくれたら、きっと、今見えている世界がキラキラと輝きに満ちてきますよ。

鶯千恭子(おうち きょうこ)

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