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サウナという整い場

このnoteではわたしが、サウナにハマってどれくらいサウナが好きかを書いております。
わたしにとってサウナとは一言でいうと「リセットする」です。

サウナで汗まみれになり、ちゃんと汗を流して水風呂に入り、ちょっと休憩する。
一連の流れを3セットぐらいすると、体と心がリセットされる感覚にハマりました。

最近は、アウフグース(室内の熱風をタオルなどで送るサービス)の熱波師さんが有名になったり、世界大会なんかもあるそうです。

わたしはオールドタイプな人間で、パフォーマンスには関心がありません。
ただゆっくり自分と見つめ合う時間のサウナが好き。

そんなわたしにとっての「サウナとは」?
お時間許す方は、お付き合いください。


サウナの原風景

こどもの頃、我が家のお風呂は銭湯だった。
小学生の高学年まで、ザ昭和の借家に住んでいたから。

銭湯も何軒かあったり、スーパー銭湯と言われる大きなところにも何回も行った。
シンプルに浴場だけある銭湯もあれば、場所によっては備え付けてある、扉のある部屋。
扉を開けると、ムワッと体を包み込む熱風が襲ってきて、息が苦しくなる。

ただ暑いだけの部屋に入っている人の気がしれなかった。
温まりたいなら、湯船に浸ればいい。
汚れを落としたいなら、体を洗えばいい。

こんなところで、じっと座って何をするのかさっぱり分からなかった。
それがわたしのサウナの原風景。

水風呂とは?

それからしばらくして、風呂付きの家に引っ越したため、銭湯に行く機会は減った。

スーパー銭湯や温泉に行くことはあったけど、体をしっかり温めてさっぱりとして上がることができればそれで十分だった。

湯船に浸かりながら友達と話したり、まったりする。
大人になってからも、サウナには関心がなかった。

いつも気になっていたのは水風呂。
これは誰のためにあるのだろうと、思っていた。

よく見かけるのは年配の方が入っているのをよく見た。
歳をとると冷たくないのかなと思っていたけど、大人になっても冷たかった。

そんな水風呂の素晴らしさを知ることになるのは、もう少し後のこと。

微妙な初体験

サウナのことを改めて知ったのは、職場の先輩を通じてである。
出張に行った先のホテルにサウナがついていると、めちゃくちゃ喜んでいた。

サウナ後の水風呂は最高に気持ちがいいと、満足げに語ってくる。
何がそんなに気持ちいいんだろうか。

そこまで言うのはなんでだろうと、気になったので一緒にサウナと水風呂に入ることに。

サウナの扉を開けると、むわっと熱気がやってくる。
なんともいえない暑さに包まれながら、とにかく居座り続けてみると
暑いのはなんとか我慢できた。

よし!次は水風呂だ。
最初の一足を水につけるのは緊張した。
そして入水。
めちゃくちゃ冷たい。
冷たいのはどうしようもない。体が震えて我慢できず、すぐに出た。

その後、湯船に浸かり冷えた体を温めてお風呂を出ることに。
わたしのサウナ初体験は、イマイチよく分からず終わった。

それからは、しばらくサウナとは疎遠になる。

ついにきた!

疎遠になっていたサウナに行く機会があった。
コロナ禍だったと思う。

緊急事態宣言とか、不要不急な外出をしないように呼びかけられてリフレッシュしたいと思っていた。
大きいお風呂で湯船に浸かろうかなと、近所に銭湯があり行ってみることに。

そこのサウナはこじんまりとしていて、初心者のわたしにはちょうどいい感じだった。

値段もお手頃で一回入ってみることに。
仕事に行き詰まっていた時期でもあり、熱に当てられながら自分の気持ちと向き合うのは心地よかった。

熱くてぼーっとなってきたから、サウナから出て何も考えずに水風呂にはいった。
最初は冷たいだけの時間がつづき我慢をしていた。けれども、そのうちに冷たい水と体の間に膜が張られたような感覚に。

水に浸かっているのに身体がほんのり温かく、体の中の動きが感じられて「生きてるな〜」と思った。
水風呂が心地良くなった瞬間だ。
呼吸をするのが気持ちよく、ずっと居られるような気分になる。

この素晴らしい空間を自分1人で占領するわけにもいかないので、水風呂から出ることにして、そこらへんの椅子に座って休憩。

そうすると頭がグワングワンと回り始めて、またしても呼吸が気持ちよく感じる。

これが整うということなのか。と自分なりに解釈を始めて、月一回は行きたいなと思うようにまでなった。



つらつらと書きましたが、サウナという非日常を味わいに行っています。
サウナについてはこれからも書いていこうと思っています。

今後はおすすめのサウナとか、個人的な見解満載で共有などできたらと思います。

読んでいただきありがとうございました。



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