性格は絶対に直せないなら、もう受け入れてしまおう
ここ最近、気分が落ち込んでいた。
ラプンツェルが外に出た時の、アレに似てる。
わたしは自由だー!
お母様がきっと悲しむ…
外の世界最高ー!
私ってなんてダメな子なの…
みたいなやつ。
何か色々めんどくさくなって、この先も生きることをやめたいと思うぐらい。
何だか勇気が出なくて今までちゃんと書いてこなかったけど、自分が歩んできた証として残したいので書いてみる。
私はここ数年、就活という壁にぶち当たっている。就活の話になると、途端に心が重くなって、心が拒否反応を示してしまう。
決して働きたくないわけじゃない。
就職はしたい。仕事をしてお金を稼いで、何らかの形で世の中を良くする側になりたいとは思う。
ただただ就活が苦痛で仕方がないのだ。
就活に力を入れている大学だったこともあり、早めから対策をしている子も周りに多かった。
私自身も半ば流されながら就活に関する講座も当たり前のように受けていた。その中で、もう無理だとプツンと糸が切れた時のことをよく覚えている。
他大学と合同で、グループデスカッションをする機会があった。
やりたくないなと思いながらも、本当に参加しないという選択肢はもちろん皆無。ちゃんと参加した。
結果は散々だった。
「僕は司会をやらせていただきます」
「それではタイムキーパーを」
「私は書記を…」
次々に立候補していく彼らの潔さ、本や授業で学んだ典型的な優等生を完璧にすらすらと成し遂げていく彼らの器用さに圧倒された。
え、超サイヤ人?本当に同じ大学生?と考えてるだけで終わった。
この人たち、すごいなあ…だけで終われたらまだよかっただろう。
私は、自分の惨めさに耐えられなかった。
その後の面接講座やマナーの勉強など、すべての就活に対することに拒否反応が出るようになった。
私には、できない。
立ち止まりたい。辛い。苦しい。
そんなことを思うのは皆一緒なんだよ。何で私はこんなに弱いの?世の中のほとんどの人がこれを乗り越えてるんだから頑張らなきゃ。はやく内定取らなきゃ。どこでもいいから内定取んないとやばいよ。
そう思って、就活の本を手に取ったりESを書き進めようとする度に拒否する自分の心を責めた。
もはや意地だった。涙が出ながら、もう嫌だという心の叫びを無視しながら、あの頃は何とか生きていた。立ち止まることは、決して許されないことだと思っていたから。
でもやっぱり心は嘘をつけない。
限界を迎えた私は、ついに休学を選択した。
あれから時間も経ち、「就活はしてもいいし、別にしなくてもいい」という結論に辿り着くことができた。
でも、悩みは尽きない。私は、私だから。
就活に対しての恐怖心というのはあの時ほどなくなったけれど、未来の話はワクワクする時もあれば、心が重くなることもある。
いつか母に言われた「未来の話って、本当はワクワクするものなんじゃないのかな」という言葉が頭から離れない。
今も私は、彷徨っている。
どの方向へ向かうのがいいか、わからずに立ち止まってしまうことも多い。
でも最近少しずつだけど、歩み始めることができてる気がするんだよね。
沢山の人のブログやエッセイ、インタビュー、本を読んで、やっと自分に落とし込めたことがある。
それは、
生まれ持った性格や気質は変えられない。
直そうとするのではなく、活かす方法を探すべき。
ということ。
INFPだと診断結果が出て、自分の中で"HSPなのかな?"と気付いて色々な本を読んでみると、とっても心が軽くなった。
自分でいていいと許された感覚。
私は間違ってるわけじゃなくて、こういう気質なんだと許すことができた。
人と話すのが苦手。
でも自分と向き合うのは得意。
意味不明なルールを守るのが嫌い。
でも自由に発想するのは大好き。
とかね。
『二十代で得た知見』にこう書かれている。
前に記事にもしたけれど、私が惹かれる人間は割とINFPが多い。同性も、異性も。
繊細で、丁寧で、何だかミステリアスで、独特な世界観の持ち主。
でも自分のこととなると、そう思えない。
夢想家で、社会不適合者で、感情の起伏が激しい…とか悪いところばかりに目がいってしまう。
でも仕方のないことは受け入れて、自分が持っている石を磨くしかないと、ようやく思えた。
「配られたカードで勝負するしかない」と、スヌーピーも言ってたし…🐶
選べないものは軽やかに受け入れるって、恐らく性格だけでなく色々なことにも当てはまるよね。
家族とか、環境、時代。どうしても変えられないことってやっぱりある。
もがいても悪口言っても泣いても笑っても、結局自分の力ではどうしようもないことは、受け入れる!その上で、軽やかに生きる!
それが目標^^
理想を追求しながら、自分を責めすぎず、楽しく生きていけたらいいなって今は思ってる。
画像お借りしました。
ありがとうございます🙇♀️
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