牛乳はお菓子作りに頻繁に使用される素材ですね。
プリンも牛乳が多く使用されるスイーツです。
⚫︎プリンの歴史
まず、プリンの大元の発祥はイギリスです。
もともとイギリスではプリンのことをプディング
と呼ばれており、イギリスの船上の上でスイーツとしてではなく、余ったお肉や野菜に卵液を流し蒸し料理として作られていました。
次第に陸上でもプディングは広まり、フルーツやナッツ、余ったパンくずなどを卵液に入れてスイーツとして食べられるようになりました。
そして、次第に具材をいれずに作られるようになり、フランスでカスタードプリンが誕生したのです。
⚫︎プリンの種類
日本でプリンというとカスタードプリンが定番ですが、作り方は様々あります。
・蒸しプリン
歴史の最も古い作り方で、ご家庭でもフライパンに炊飯器、蒸し器などで簡単に作れます。
蒸気のおかげで熱をじんわりと伝えることができるため、焦げ目のなく、口当たりなめらかなプリンができます。
・焼きプリン
蒸すタイプと材料はほとんど変わりませんが、焼き目がつくようにオーブンで焼いています。
香ばしく、食感もかためでしっかり食べごたえるのあるのが特徴です。
・ケミカルプリン
蒸したり焼くタイプではなく、冷やして固めるタイプです。
卵の凝固力ではなく、ゼラチンや寒天の凝固力を使用して固めています。
火加減を気にしなくてもいいので、初心者の方でも簡単作ることができます。
⚫︎風味やコクの違い
プリンは卵、牛乳や生クリーム、グラニュー糖と非常にシンプルな材料で作られています。
中でも卵、牛乳、生クリームのバランスを変えることで風味やコクの違いを出すことができます。
例えば、
卵を卵黄のみ、牛乳よりも生クリームの比率を多めにした場合、濃厚でコクのあるプリンを作りことができます。
逆に、全卵と牛乳のみで作った場合、昔ながらのあっさりプリンができます。
最近では、硬めで濃厚なレトロタイプなものから、瓶に入っていてスプーンですくって食べるなめらかなタイプな物までと様々あります。
こちらは器に入ったスプーンで食べるタイプのレシピです。
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