マカロンの歴史
⚫︎マカロンの歴史
マカロン=フランス
といった連想をされる方は多いのではないでしょうか。
ですが、実はマカロンはイタリアが発祥のスイーツといわれています。
一説によると「マカロン」の語源は、パスタの種類である「マカロニ」からきているという説もあります。
マカロンの原型となったお菓子は、イタリアの
「ビスコッティ・アマレッティ」と言われており、これはイタリア北西部に位置するピエモンテ州地方の伝統的な焼き菓子で、その起源は古代ローマにまで遡るといわれています。
諸説ありますが、16世紀頃にマカロンはフランス全土へと広まり、地方独自のレシピへと発展していきました。
フランスの地域によっては、薄い生地のものから、丸みのある生地のもの、色もカラフルなものから素朴なクッキーのようなものなど場所によって製法は様々ですが、メインは卵白、アーモンド、砂糖の比較的にシンプルな材料から作られています。
そして、現代のようなカラフルで色々なクリームがサンドされている可愛らしい見た目になったのはフランスのパリ創業の老舗パティスリー「LADUREE(ラドゥレ)」が広めたと言われており、日本でも「マカロン・パリジャン」という正式名称で認知されるようになりました。
⚫︎マカロンの特徴
マカロンといえば、縁ある小さいギザギザした部分が特徴的です。
これはフランス語でピエ=足を意味しています。
そしてこのピエは見た目だけではなく、食感にも影響してきます。
基本的にピエがないマカロンは、生地内がスカスカで食感が悪くなってしまいます。
ピエを出せるかがマカロンの成功の証とも言えるでしょう。
なぜピエが出るのか、ピエをうまく出せる方法など交えて、次回はいよいよマカロンの作り方を見ていきましょう。
※bitesjapansquadの投稿:kanade_mt