大塚庭園広報

神奈川県厚木市の造園会社、大塚庭園の広報担当です。 造園工事一式、急斜面等特殊伐採…

大塚庭園広報

神奈川県厚木市の造園会社、大塚庭園の広報担当です。 造園工事一式、急斜面等特殊伐採。お仕事のお問い合わせは、公式HPまでお願いします。 本人は造園未経験者、勉強の日々です。音楽やイラストが好き。好きな食べ物はアジフライ。 https://otsuka-teien.com/

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    広報が行った現場について書いた記事たちです。

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    広報がこっそりとちまちま書いている日記。

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広報noteおすすめ記事まとめ

最近有難いことに、様々な方からnoteについてお褒めの言葉をいただく機会が増えました。嬉しいです。 せっかくなので、好評だった記事をこちらにまとめてみようと思います。 初めて広報のnoteを読んでみようと訪れてくださった方は、この一覧にある記事を読んでみるとどんなものかわかると思います。 初めて伐採の現場を見たときのレポート。アニメでしか伐倒を見たことなかった広報の、新鮮な感想を読むことができます。伐倒isド迫力! 団地の現場のレポートです。広ーい団地の除草や剪定をするに

    • 造園業の課題とその歴史

      造園業全体が衰退しつつあるらしい。 理由は簡単、庭がある家が減ってるから。 アパートやマンションが発達し、庭のある戸建ての家に住む人が減っているのだ。 庭付きの大きな家に住んでいる人は高齢化が激しく、庭を管理しきらずに手放したり、施設に入居することで空き家になったりする。個人宅の現場がどんどんなくなっているのだ。 以前書いた人手不足の記事(こちら)にも通ずる話だが、個人邸の現場が少なくなることで、庭そのものや造園というものに触れる機会が少なくなる。そうすると当然、造園業を将来

      • 剪定二ヶ所

        11月24日、二ヶ所の現場を見て回ることになった。 一つ目は小学校のヒマラヤスギの剪定、もう一つは河原の水防林の剪定だ。 どちらも高所作業車を使うほどの結構な高木だ。 一件目の小学校では、外側の枝の剪定はほぼ終わっており内側から作業車を使って剪定作業を行っていた。外側は今流行りのハーフサイズのクリスマスツリーのようにきっちり整えられていた。 小学校構内での作業は、校庭の一角をカラーコーンで規制して行われていた。ちょうど私が訪れた時は、業間休み(中休みという地域もあるらしい)

        • 造園業の入口

          建設業の若手人材不足が深刻化している。 神奈川県ではこの問題に対処する為にタスクフォースが立ち上げられているほどだ。 造園業においても人手不足は深刻な問題となっている。 とにかく人手が足りない。求人募集をかけても人が集まらない。若い人で造園業を志す人が少ない。職人さんの高年齢化と併せて、人が減るばかりで増えることがほとんどない。 大塚庭園ではこの問題を払拭すべく、SNSの活用や働きやすい環境の整備などを行っているが、そもそも若者が造園業自体に触れる機会が少なく中々雇用に繋が

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        記事

          木を切るということ

          先日、朝日新聞のとある記事を目にした。 厚木中央公園の樹木伐採と、それを反対している団体の記事だ。 厚木市が、厚木中央公園に植えられている高木230本のうち60本の伐採を進めており、これに反対する市民グループが市に伐採中止の要望書を提出したというもの。 この伐採の目的は、間引くことで木の成長を増進させるというものだそうだ。また、落ち葉による苦情が多いのでそれの対処でもあるという。移植する木もあるが、あまりに大きい木は移植が難しいうえに費用もかかるので、伐採に踏み切ったとのこと

          木を切るということ

          個人邸と秋の庭

          10月31日 ハロウィンの日、個人邸の現場にお邪魔した。 とても広いお庭には、大きな柿の木やゆずの木などが植わっていて、実に素敵なお庭だ。 中では職人さんが2人で既に作業をしていた。 庭に入るとまず目に留まったのは、大きな木だ。既に職人さんが刈り込んで、つるんとした綺麗なフォルムになっていた。 かなり大きな木なので結構な迫力だ。思わず見入ってしまった。まるい輪郭が非現実的な光景に思わせる。職人の技とはこのことか。芸術性すら感じる。 内側の枝のうねりもすごい。かっこいい。

          個人邸と秋の庭

          事務員さんといっしょ

          10月25日、市内のお寺さんの現場にお邪魔した。 広報は現在、諸事情により車の運転ができないので、事務の方に運転をお願いして現場へと赴いた。 事務員さんは普段事務所での作業が多いので、現場に行くのが初めてだという。かくいう私も、現場にお邪魔する時は大体一人、もしくは一緒に行っても別行動のことが多いので新鮮な気持ちだ。 お寺に着くと、職人さんたちが植木の剪定をしていた。 このお寺には様々な種類の木が植えられている。見慣れたマツやツゲ、サツキなどはもちろん、信じられないほどでっ

          事務員さんといっしょ

          造園業の広報とSNS

          造園業に広報って必要なの? 造園業の広報って何してるの? という純粋な疑問をお持ちの皆さん、こんにちは。造園業の広報です。 わかる、その疑問。前例があまりないし、いまだに広報本人も手法については探り探りだから。 でもこれだけは言える。造園業に広報という役職作るのは割とありだぜ、と。 建設業において、法人のお客様から注文をもらうときに最も多いのが、「○○(他の企業)から聞いて」だ。つまり、口コミが重要になる。 伐採などの仕事を頼む時、「そういえば○○はナントカっていうところ

          造園業の広報とSNS

          【漫画】毛布

          【漫画】毛布

          ふかふかの毛布で木を巻いて

          10月11日、公園での移植の現場にお邪魔した。 この公園は都内でもかなり千葉寄りの場所にある。広報は現在諸事情により運転ができないので、電車で移動した。 現場の最寄り駅に着くまで3時間かかった。 3時間。飛行機だったら福岡に着いている。 しかし、そこまでの時間をかけてでもこの現場に行きたかった。 普段、弊社の仕事は剪定や伐採、除草などが多い。 木を切り倒したり、枝を軽くしたり。逆に言えば、幹までは手を加えても根っこまで触る作業はほぼない。 しかし今回は移植、つまり生えている

          ふかふかの毛布で木を巻いて

          広報3行日記/20231006

          noteをもっと宣伝しよう!という社長のアイデアで、noteの宣伝漫画を描いた。 noteの宣伝って、結構難しいと思った。相性のいいSNSがTwitterくらいしかない。 他のユーザーの方々はどうしているのだろう。色々調べてみようと思った。

          広報3行日記/20231006

          SDGsまつり番外編~子どもたちの作品集~

          こちらの記事で紹介した、SDGsフェスティバルでのあつぎエリマネのブース。 たくさんの子どもたちが来てくれて、みんな思い思いの作品を作ってくれた。 せっかくなので、子どもたちの個性豊かな作品たちを少しだけ紹介していきたいと思う。 オッドアイでハートなお目目がかわいい。ピンクのほっぺに大きなにっこりお口でとても楽しそうな感じ。ピンクのTシャツがとっても上手に描けている。 カメさんがにこにこしながら水中を歩いている。とってもかわいい絵だ。色合いも木の素材を残しつつブルーをメ

          SDGsまつり番外編~子どもたちの作品集~

          【漫画】SDGsな登録証

          【漫画】SDGsな登録証

          SDGsまつり

          9/24、本厚木にある複合型商業施設・アミュー厚木はSDGsに溢れていた。 というのも、あつぎSDGsパートナー登録式とあつぎSDGsフェスティバルが同時にアミューで開催されていたのだ。 そして弊社はあつぎSDGsパートナーに登録され、 社長が参加するあつぎエリアマネジメントはあつぎSDGsフェスティバルに出展していた。 大塚庭園もSDGs祭りである。 あつぎSDGsパートナー登録式に参列する あつぎSDGsパートナーとは、厚木市が発足するSDGsパートナーシップであ

          広報3行日記/20230922

          でかい重機ででかい木を吊る記事を上げた。 この現場の漫画を描いていたが、人間を描く時と違って草木はどこまで描きこむべきなのか感覚が掴みづらい。 もっと楽に描ける方法がきっとあるはず。精進します。

          広報3行日記/20230922

          でかい木をでかい重機で吊る

          9月15日、都内のとある川沿いの住宅街での伐採の現場にお邪魔した。 この住宅街はとにかく道が入り組んでいる。 今回切る木は、そんな住宅街に隣接した遊歩道に生えているサクラの木だ。 でっかい。とても立派な木だ。 これだけ大きな木で、住宅街に近ければ吊り上げたりなど伐木にも配慮が必要になってくるだろう。 しかし、この奥まった遊歩道でどのようにして重機を入れるのか。不思議に思っていると、 道が完全封鎖されていて、そこにめっちゃでかいクレーンが鎮座DOPENESSしていた。 これ

          でかい木をでかい重機で吊る