
想い出は、果実のように。
例えばSNSを開くと、ちびっこが
スイカを早食いしていたり。
どうやら、友人が幼いわが子に、
志村けん方式を伝授したらしい。
こうなると、その背景は、
「縁側」であって欲しい。
夏の終わりに、夏のこと。
・
長雨が続く年には、草木がぐんぐん育ちます。
日本もアジアなんだなあと思います。
初夏には、実家の梅の実も収穫。
梅干しや梅酒に変身します。
建て替え現場のびわの木も
橙色の実がたわわになって
とっても甘くて
びっくりしました。
昔、弟が縁側から投げた、びわの種が
芽生えてぐんぐん葉を茂らせたのを
思い出したり。
実のなる木を、庭に植えて、
収穫期を迎えることは、とても
愉しい節目になりますね。
かっては、子供達が生まれた年に
記念に植えたりもしましたね。
桃栗三年、柿八年なんて
言葉もあります。
・
さて、
私たちが庭木にオススメする中で、
甘酸っぱくて、美味しい赤い
実のなる木があります。
ひとつは、ジューンベリー。
もうひとつは、ヤマボウシ。
ジューンベリーは、在来種ではありませんが、
落葉する、樹形もキレイな木です。
その名の通り、ちょうど今頃に、
成熟する赤い実は、パイやジャムの
材料として、ピッタリです。
ヤマボウシは、日本古来の在来種。
まっすぐのびる樹形は場所を選ばず、
こちらは9月頃に赤い実がなります。
そのまま食べても美味しい、
甘酸っぱい果実は癖になりますよ。
こんな風に、庭木として愛でながら、
暑い夏の日差しを、遮ってくれて
美味しい実りまで届けてくれる。
赤い実のなる木を、庭木に加えて
みては、いかがでしょうか。
それには、まず、庭に土を。
ってことで。