友人と話した夜、体が軽くなった日
自己開示が下手になったような気がする。そんな自分を感じる中で、まだ、弱さを打ち明けられる友人がいることが、私にとってはかなり救いだったりする。
友人と話す機会があったので、積もった話を崩していった。彼のいいところは諦めがいいところで、諦めが悪い私は、そのさっぱりとした性格を好んでいた。
努力してもどうしようもない壁っていくらでもある。その時下した選択を覆すことはできない。結果は残る。私はいつも、残ってしまった結果ばかりを見てうしろめたい気持ちになりがちだった。後悔を消すことはできないのに。
友人はそんなとき、私にはない視点から突破法をくれる。それは彼のさっぱりとした諦めの良さから出てくる一言だ。
悩んでイライラしたって辛いだけ。だったらスッパリ悩むのをやめてしまった方が楽になれる。
一見、月並みな言葉かもしれないけれど、私の胸にはスッと落ちた。彼の性格から放たれた一言に説得感があったからだろうか。
ともあれ、話してみると気持ちがスッキリした。たまに真剣に話す機会があるって素晴らしい。そして、真剣に話せる友人がいることがありがたい。いつもお世話になっています、これからもよろしく。
このお話についてはもう少しだけ深掘りしてもいいかもしれない。また機会があれば。