歌集『ハッピーエンド』刊行情報
(2021/07/27更新)
歌集『ハッピーエンド』を2020年8月13日に刊行しました。私家版歌集です。
(2021/07/27追記)
初版第1刷は皆様のおかげで、音無の手持ちはすべてお渡しすることができました。
第1刷の残りは「がたんごとん」さんにある分だけとなります。
そして大変嬉しいことに、読んだ方の感想やコメントをいただく機会もありました。
その上、刊行から1年ほども経った歌集を読みたいという声も耳にします。
当初、初版の第1刷限りと考えておりましたが、悩んだ結果、重版することといたしました。
2021年8月30日より、BOOTHにてご購入いただけます。
なお、8月30日までは予約が可能です。
今後とも、音無と『ハッピーエンド』をよろしくお願いいたします。
歌集『ハッピーエンド』
<書誌情報>
・著者:音無 早矢(おとなし・はや)
・2017年から2019年までの既発表作、書き下ろし新作237首
・A5判120ページ
・装画:からすまみいこ「泡沫の門出」2020年
アクリル/キャンバス F4(333mm×242mm)
・頒価:1000円
【目次】
Ⅰ ありふれた
ワンピース
うまれたての
あしたがこわいね
Ⅱ ていねいに
実在しないから未来
窒息
ふたりぶんの
Ⅲ 失ったもの
夜とか朝とか
海のひかり
星をさがしに
雨の降る街で
蛍光灯のひかりの下で
傷
かわいそうだから
Ⅳ これは物語、
家に着く、逃げられない
ほんとうは
また、繰り返す
夢をみていた
Ⅴ ハッピーエンド
永遠だった
夢のような
たしかに生きていた
ことばにとける
あとがき
表紙イメージ
収録作品
紹介もかねて、何首か歌を抜粋します。( )内は収録連作
不確かな積乱雲の柔らかさ まつ毛のように伸びてゆく空(ワンピース)
コンビニの袋は多分生きている 野良コンビニの袋とかいる。(あしたがこわいね)
濾過されて透明になった世界からはじまっている麦茶のはなし(窒息)
夢いっぱいあって呼吸がたりなくて それはかつての窒息だった(窒息)
水中の夜の街へと手を伸ばす 夢との壁は透明である(海のひかり)
暗闇が帰る場所なら朝焼けは眠る合図であるんでしょうね(星をさがしに)
頒布について(2020/08/10更新)
現在BOOTHにて、予約受付中です。
BOOTHの在庫は残り10部ほどとなっております。
以下のお店でも購入できます。
・「ほうきのアトリエと本のお店 がたんごとん」(委託販売)
住 所:札幌市中央区南1条西15丁目1-319 シャトールレェーヴ 605号
営業日:毎週金・土(12:00-18:00)、日(12:00-17:00)
不定休あり
「生きるための道具と詩歌」をコンセプトに工芸と詩歌を扱っているお店です。
BOOTHと同じ特典付きです!
随時更新予定です。
購入特典(2020/07/15更新)
歌集をご購入いただいた方に、先着で特典の小冊子(B6判を予定)を同封いたします(予約注文された方は順番にかかわらず同封いたします)。
Twitterアカウントができました!(2020/07/27更新)
歌集『ハッピーエンド』の情報や、収録されている短歌をつぶやくTwitterアカウントを作りました!
歌集の情報のほか、歌集制作の裏話、その他いろいろと発信していく予定です。
歌集『ハッピーエンド』 | おとなしはや https://t.co/DfqEvoXTwd #booth_pm
— 歌集『ハッピーエンド』 (@haya_HappyEnd) July 26, 2020
予約はこちらから受け付けております!#ハピエン短歌#歌集#tanka
お試し版が読めるようになりました!(2020/08/14更新)
BOOTHにて、お試し版を読めるようにしました!ぜひ、ご覧ください。
リンクはこちら
では、ハッピーエンドに出会えることを、お待ちしております。