今日の四行詩　三篇

千や万の泣き笑いとなって
茶の間に降り注がせてください
一雫の赤い鮮血となって
枕元に現れさせてください

高山樗牛を煮て食えば
遺族の方から叱られる
森林太郎を散らかせば
民族自決も已むを得ぬ

騒げ！パーリナイ系の歌
独り淋しく聴く 午後の厠
また円居に混ぜてください
あれだけはもうしませんから

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（最近嬉しかったこと…初期ストア派の哲学者、クリュシッポスの本が安かったのでポチった）