#25絵を描く。 怖いもの見たさ④ ランキングその1
凸凹発達の息子8歳。
言葉の壁が厚い彼にとって、絵を描くことは、表現ツールの1つになっています。
毎日A4コピー用紙にせっせとしたためる絵の数々。
今回は、怖いもの見たさのシリーズ第4弾で、8歳現在の怖いものランキングを展覧します。
8歳になり少し経った頃のこと。
黙々と描き出したのは『怖いものランキング』です。
絵のテーマはその時々。
息子が興味のあるものや
ブームのものを自由に描いているため
何が描かれるのかは
『シェフの気まぐれ〇〇』のような具合です。
そんな きまぐれ絵画の中に
『ランキング形式』で描いていたものが
少〜しあります。
ランキングが作れるということは
この頃から数字の概念を少し獲得したようで
理解力が上がっているのかな〜と
成長の兆しを感じた記憶があります。
では早速。
怖いものランキング作品①より
【8歳息子怖いものランキング TOP9】
9位
『海のギャング』 と呼ばれ、海中では食物連鎖の頂点に君臨するアノ動物。お腹が空いていなくても海獣類をオモチャにして遊ぶ姿にはヤバさを感じる。
8位〜5位
8位 陸上に生息する肉食獣最大のアノ動物。
7位 目に見えないけれど想像上では
どんどん膨れ上がるthe恐怖の対象。
6位 ぬいぐるみのようで可愛いけれど
柵なしではお会いしたくないアノ動物。
5位 恐竜の末裔の中で特に賢く
普段は身近でありながら
子育て時期に豹変するアノ鳥。
4位〜3位
4位 人類のDNAに刻み込まれた危険動物で
心構えなくその姿を目にしたら
間違いなく誰もが
飛び上がって逃げるだろうアノ生物。
3位 哺乳類唯一の飛翔能力を持つアノ動物。
ハロウィンのモチーフには欠かせない
怖い動物代表で、夜闇に響く不気味な
鳴き声に恐怖心が煽られる。
人にとって脅威となる病原菌を保有して
いることもあり、むやみに近付いたら
危険な動物。
2位
ゴジラのようにゴツい皮膚は恐竜を連想。
大きな口にギザギザの歯は、
咬まれたら命はないぞと想像させるのに
十分な容姿を持つアノ生物。
パニック映画にも高頻度で出演。
1位
歯はしょっちゅう新しいモノに生え替わり
その鋭利さはいつも万全な状態。
血の臭いを嗅ぎつけて群れるため
その場に居たら一瞬でハチノス状態に。
遭遇すれば…あ〜もうだめだ。と人生の
終りを悟ってしまうほど絶対強者で
パニック映画の主演にもなったアノ生物。
以上、
『作品① 怖いものランキング』でした。
作品①の原画
動物の名前は知っていても
何がどのように恐怖なのか
そのヤバさ加減をよく分かっていないはずの息子。
感覚的に順位を付けたに違いない割には
恐怖センサーのセンスはバッチリあるなと感じました。
これなら
道端でバッタリ遭遇したとしても
無暗に近付くこともないでしょうから私も安心です。
が。
最近、息子本人に尋ねたら
息子「シャチ 怖くない。
えっとねぇ、かわいいから。」
この半年ほどで、気が変わったようですね。
『こどもあるあるランキング』に
エントリーしたい事象が起こりました。
まだ、気を緩めるのは早かったようです。
さて。
今までは
順位や順番の存在に気付いていないため
競争心は皆無でした。
順番を抜かされても分かっていないため
遊具でもよく割り込まれ
一向に順番が来ないこともありました。
運動会や持久走大会でも
順位があることに気付いていないため
自分のペースで参加していた息子です。
遠目に見ていて
もどかしさを感じることもありましたが
それはそれで
本人がストレスでなければ
平和で良いかもな〜とも思っていました…
ただ最近の息子は
息子「1番はーい!母ちゃん2番、
父ちゃん3番!遅いねぇ。」
など、まぁまぁ順位を気にし始めています。
この成長
喜ばしくもあり〜複雑な気分にもなり。
また何かのはじまりの予感を察知しながら
芽生えるならば
『こだわり』よりも『向上心』であれ
と思っている次第です。
ではでは。
◎ 『怖いものシリーズ⑤』にて、
ランキング作品②を掲載します ◎
怖いものシリーズ↓
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