好きなことを仕事にするって、怖くて楽しいこと。
「 経歴は ? 」
これがどんなに怖い言葉か 。
学校をやめた半年間、何も考えず気になる人に声をかけ旅していた半年間。
学校も行っていない、働き始めたわけでもない。
学生でもなくて、社会人でもない?
よく分からない時間を過ごしていた時。
「この先どうしたいの?」「大丈夫?」って心配されて、私もその声に答えることが出来なくて…
自分がしてることって本当に正しいんだろうかと思ったこともあった。
なんの地位にも立ったことがない。
すごいことをした訳でもない。
なんなら中退という事実がある。
ストレスで耳が聞こえなくなったという事実がある。
そんな私にとって、これまでの自分について、誰かに面と向かってお話することは、本当にドキドキすることでした。
【 noteで描き残す 】のと、【 自分の声で話す 】のとでは全然違うんです。
でも、先日の交流会である方に経歴を聞かれた時、ドキドキはしたけど話し終わったらなぜか嬉しくなってて楽しくて、とてもワクワクしたんです。
それはきっと、私のこれまでの経緯をお伝えした後その方から返ってきた言葉が【 否定 】でも【 心配の声 】でもなかったから。
ねえ知ってる??
夢見る者はいつだって孤独。
大きな翼で空に飛ぶためには
翼を大きく上下に羽ばたかせないといけない。
より遠くに飛ぶ為に助走距離も必要。
だから周囲に人はいないんだよ。
私は自分の人生、自分が1番信じてあげたい!!そう心から思いました。
そんなこんなで!!!
実は、ここからが本題!( 笑 )
そう感じたからこそ私は今、noteに絶対描き残したい想いがうまれたんです!
それは…
【 私が映像を好きな理由 】
私の想いが誰かに届いたらいいなとも、もちろん思っているのですが…
なによりも今抱いてる想いもいつか変わってしまうかもしれない、忘れてしまうかもしれないから。
もしかしたら、映像が好きじゃなくてなってしまうことも有り得るかもしれない。
( ※ ないけど ← 重要!笑
でも、感情はナマモノだから分からない。
自分の今を残すためにも、今日は私から見た映像についての想いをここに残させてください!!
きっかけは、音楽
映像に触れたのは、【 音楽 】にずっと支えられてきたからだと感じます。
絶対音感がある!!とか、演奏するのが好き!!とかでは全くありません!!( 笑 )
みなさんはこんな経験ありませんか?
大好きなあのアーティストのこの曲を聴くと、
試合だって、受験だって、頑張れる!
辛いことがあった日の夜、
背中を押してくれる曲を聴いて涙が溢れた。
この曲を聴くとあの日のことを思い出す!
のように、音楽って 私たちのそばで寄り添ってくれるもののような気がします!!
私自身、曲を聴きながら歌詞やその曲に込められた想いを知っては、心が落ち着く時があるんですよね。
だから私、誰かに想いを伝えたい時には決まって歌詞動画をプレゼントしていました!
歌詞動画というのは、音楽に合わせ、1枚1枚の写真を秒単位で繋げて仕上げる映像のこと。
歌詞を見ながら曲を聴くことが大好きな私は、いつも
「この曲はこの人の誕生日に動画作りたい!」
「この曲は受験前の先輩に動画渡したい!」
と常に妄想を膨らませていました ( 笑 )
この曲はこの人に贈りたい!!!
ここからは少し私の妄想の世界、お見せしますね !! ( 笑 )
中学2年生当時の私は、ももクロの大ファンでした!
ある曲がリリースされた際、「この曲で絶対母の日に動画プレゼントする!!」と決め、毎日のように聞いていました ( 笑 )
その歌詞がこちら !!
歌詞動画って、写真を1枚1枚繋げるのでとても時間がかかるのですが、その作る工程すら楽しかったのを覚えています!!
出来映えとしては、見にくいし下手ですがこの動画をプレゼントした時のお母さんの表情や言葉がすっごく嬉しくて …
動画をプレゼントする度に、私まで嬉しくなるこの感覚が大好きでした!!!
歌詞動画は高校3年生まで続き、私の大好きな親友の誕生日。
この子とは中学校から6年間クラスが同じで、ハッピーセットのような存在でした!( 笑 )
この歌詞動画をプレゼントした時、友達のびっくりして出た叫び声と驚いた表情、もうその全部にニヤニヤしちゃって、本当に嬉しかったんです!!
私がずっと支えられてきた音楽で今度は
誰かに喜んでもらいたい!!
きっとその想いが、映像として形になり
スタートのきっかけとなりました。
映像で、想いを届けたい
最高の1日を、1分で教えて!!
遠足だとか修学旅行だとか、はたまた友達と遊んだ日の一日だとか…
最っ高に楽しくかった1日を、まとめて伝えるって難しくないですか?
私は楽しいことがあるとたくさん話しちゃって、何時間でも話してしまう人間なので、苦手です!!
だから動画を撮って見せたりもするんですけど、楽しかった日の1日で撮る写真や動画の量って、想像の何倍もあるんですよね !( 笑 )
だから私は特別な日の思い出は映像としてまとめるようにしていました!
修学旅行は、音楽よりもその日の雰囲気がわかるように、音声を入れたくてやり方を調べ入れてみたり … 💭
( 初めてだったので、音割れすごいですが😅 )
「 関係ないのに泣いた 」
それから高校3年生になったときは、全ての行事に「 最後の 」が ついて悲しくて …
でもだからこそ楽しみたくて、、!
その一日一日の思い出をしっかり残しておきたくて、いつも動画を撮ってました。
卒業式の前日にみんなに見せた時、色んな言葉をもらってみんなと離れたくない想いがすごく込み上げてきたのを覚えています。
でも何よりも驚いたこと。それは…
他校の友達が「関係ないのに涙が出た」と言ってくれたのです。
私にとっては嬉しい!以上の、なにか…言葉には言い表せない感情になったのです!
それから時を経て、高校を卒業してからも 「やっぱり見返すと戻りたくなる!」って、連絡をくれる子もいたりして …
ああ、こうして何年経っても見てもらえて、その時の今が残るって本当に素敵だなって徐々に感じるようになりました。
届けたいのは音楽でなく想い
音楽で想いを伝えたいと思っていた中学生時代。
そこからだんだんその人らしさや、その日のありのままを残したくなりました。
音楽だけで伝えるのではなく、その時の!その時だからこそ発した言葉、その人の声そのものを残したい。
ただどちらにも共通してること。
それは、
想いを届けたい
ということ。
でもそれをクリアする手段なんて何通りもあって、その時その時の私がいい!と思った想いの届け方を常にしてきた結果が、今に繋がっているわけです。
音楽で想い届けたいと思っている人もいて、それが違う!と言いたいのではなく、私は映像を通してその時のありのままを残したい。
そして、それを誰かに届けたい。
その想いが今の私を形成しています。
技術が足りない
ただ私は感情的タイプなので、したい!が優先し技術が追いついていませんでした。
入学した専門学校では映像の授業はない。
どうしても映像も学びたかった私は、Instagramで自分の心動いた映像を作成されている方にメッセージを送りました。
この日から約3年。
このメッセージを送らなければ、映像の深さなんて知ることはなかった。
たったこれだけのメッセージかもしれないけれど、声をかけたからこそ撮影に同行させてもらったり、撮影する際の声のかけ方とか人との関わり方を教えてもらいました。
本当にありがとうございます。
映像、向いてないのかも
そこから色んなことを学び、色んなことを実践しては自分の映像に対する技術のなさも痛感しました ( 笑 )
時に、撮り方や見せ方を試行錯誤するうちに、私は撮影者に向いてないんじゃないかと何度も感じることもありました。
想いは人一倍強いものの、技術が伴わない。
映像を誰かに喜んでもらうために自分自身がつくる過程を楽しんでいたはずなのに、気付けば人と比べて映像が好きじゃなくなった時もあったんです、、
全く動画を作らなくなった時もありました!
技術がないから、向いてない!
技術がないから、好きな事じゃない!
ずっとそんなことを考えていたんです。
何も変わらない 確かなこと
そんな私が映像のお仕事に就き、今も撮影を続けている理由。
それはやっぱり誰かに喜んでもらいたい!!と言う事実。
そして、目の前の人の目には見えない「 らしさ 」や 「 感情 」を残したい!伝えたい!という想い!!
このふたつがずっと変わらず心に在り続けてくれてるからだと思うんです。
結婚式に携わるひとりとして
結婚式っておふたりにとって人生の節目でありスタートの日。
そんな一日に携わることができるって本当に幸せです。
おふたりがうちの式場を選んでくださったからこそ出会えたご縁。
そして何ヶ月もかけて積み重ねてきた今日までの日々がやっと形になる瞬間。
言葉で簡単に言ってしまえば、たった1日、たった1本の映像なのかもしれない。
でも!だからこそ!
その1日を1本の映像として伝えるにはどうしたらいいのか。
目の前のおふたりらしいところや、ゲストの方との関係性含め、おふたりが入り込めるような映像ってどんなものなんだろうか。
その答えが全く分からなかった初期の頃は、心が何度も折れそうになった。
でもその時のその経験があるからこそ、事前におふたりのことを知ることは忘れたくないなって …
それから当日は、あたかも私までおふたりの結婚式に招待されたかのように、結婚式当日を楽しみたい。
あそこにいる人のちょっとした笑みだとか、涙こらえる姿とか…
サプライズ前のドキドキした緊張だとか、おふたりの様子を遠くで見守る暖かい目だとか …
当日を楽しみながらも、そういったところをしっかり残していく。
おふたりらしさを残す手段って、撮影する!ってことだけじゃないかもしれない。
中座後サプライズで呼ばれたおばあちゃん。
沢山涙してた、おめでとうって涙ながらに伝えてた。
ご新婦様とはどういう関係性だったんだろう …
想像で終わらせない
お席に戻ったおばあちゃんに、ちょっと話しかけてみる。
涙はひいていたのに、思い出をお話してくれるおばあちゃんの目からはまた涙がこぼれた。
撮影だけじゃなくてなにかその1日を通して、色んな感情という目に見えないものをプレゼントできるような撮影者。
映像を通しておふたりらしさ残していけるような撮影者。
かっこよくてたまらない。
私はまだまだこれからなヒヨっ子。
足りないところも知らないことも多いのが事実。
ただその事実は受けいれ、常におふたりの想いに寄り添えるビデオフォトグラファーとして成長していきたい。
それが今も昔も変わらない私の想い。
p.s. まとめるのが苦手で今日も長々と綴っちゃいました ( 笑 )
今まで、「 撮影なんて出来ないから好きじゃない 」って思ったときもあったけど、やってみると案外楽しかったりする。
撮影の奥深さに、私でももっとなにかできるんじゃないかってワクワクする。
それがいつしか「 好きなのかも … 」に近づいて、今では映像が大好きになってる、、
タイトルにもかいたことですが、「 好きなことを仕事にする 」って正直なことを言うと怖いです。
だって、嫌いになってしまう可能性もあるから。
でも、その「 こと 」自体を目的にするのではなく、もっと奥底にある想いを目的としながら働いてみる。
そうすればきっと楽しくなってくるんじゃないかなあ?
私は今それをすごく実感している。
でもこれはあくまで私論。
みんながみんなそうとは限らないけれど、私は今抱くずっと変わらない想いをこの先も自分で守り続けたいな。
いつかこの記事を見返しに来た時は、数え切れない人の人生に携わっているのかな??
なんか… そう考えるだけでワクワクする!!
… と、気づいたらもう日付変わりそう!!( 笑 )
今日はここまで!
最後まで見てくださりありがとうございました!
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