「あなたは僕の太陽でした」
「あなたは僕の太陽でした あなたの熱と光のおかげで僕は育ちました」
こんなにも心を打つ弔辞を知りません。2007年6月7日、横山ノックさんのお別れの会での、上岡龍太郎さんの弔辞です。メモなど一切見ずに、全く噛むこともなく、滔々と言葉が続く。
そして、最後に、一瞬だけ言葉を詰まらせる。
その瞬間、涙が止まらなくなる。
「あの頃の時代はよかった」と年寄りじみたことを、つい言いそうになります。
かつてより、表現することが自由になった一方で、何かを発すると、言葉じりをとって、謝罪や炎上につながる昨今。
「なにも言えねー」そんな気持ちになる。
言葉を発することに臆病になる。
書くことが怖くなる。
今の時代、上岡さんが現役だったらどんなことを語るのだろうか。
芸能界の引き際は、実に見事だった。
そして、人生の引き際も、(わたしたち何も知らない人にとっては)、実に潔かった。
今、私たちは、潔さも歯切れのよさもなく、切れないナイフで、かえって誰かを傷つけている気がする。
さて。
この弔辞は、ノックさんを、「太陽」と表して語られます。
ここに語られる太陽の様子は、まさに、命理学の「丙」そのもの。と思います。
昨年、上岡龍太郎さんが亡くなって、再び、この弔辞のすごさ、素晴らしさが語られました。
上岡さんの息子さん、小林聖太郎さんがコメントを寄せられましたが、この言葉もまた、上岡さんのカッコいい人生を象徴するようなメッセージだな、と思います。
「丙」は太陽であり、太陽とは唯一絶対無二の存在であることを意味しますが、それは日干「丙」の人に限らず、私たちひとりひとりが、唯一無二の存在であり、私たちすべての人間が、自分の太陽を生きることを生きることを教えてくれている、そんな気がします。
\あなたの太陽は輝いていますか/
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