コロナ禍ライブは、ぼっちに優しかった。
まだまだ興奮冷めやらぬ私の仕事BGMも、もちろん移動中のワイヤレスイヤホンからも常にスキマスイッチが流れている。
この興奮を書き綴りたい!!
7月3日にスキマスイッチのライブに参戦してきました。
ああ、もうなんだか本当に行ってよかった!!
これに尽きる。。
元々、地元でスキマスイッチのライブが開催されることは、イープラス(ここでイベント情報収集)で知っていたものの、物忘れが激しい私の脳みそからはスコーンッとそれが抜けていた。
ライブ前日、前職の仲良しメンバーで飲んでいたとき、当時部下だった男の子から「明日、スキマスイッチのライブがあるので調整しつつ飲みます!」と言われた。
おお!それは私も行きたいと思っていた!!
え、行きましょうよ!当日券ならあるかも!!
と言う会話からスキマスイッチを歌ってもらったりなんかして、飲み会は午前3時に終わる。年を重ねても終電という概念がない地元では御前様は当たり前だ。
8時に目が覚めた私は、Twitterで「スキマスイッチ ライブ」で検索。
運よく(私は大体運がいい)チケットを入手!!
即、スキマスイッチファンクラブ歴10年以上の男の子に「チケット入手!会場で会いましょう!」とLINE。「行動力凄すぎます笑 ツアトラの前で写真撮りましょ!」
初めてのスキマスイッチのライブにワクワク。
というか、コロナ禍でここ数年ライブというものに行けてないのでライブ自体にワクワク。
ノリで決めちゃったものだからぼっち参戦にはちょっと気が引けたものの、会場には知り合いもいるわけだし!と小雨の中、会場へ向かうタクシーに乗り込む。
会場は、どうやら満員の様子。
右隣は、家族連れの紳士的なお父さん。おお、多分娘さんと奥さんに連れられて来られたんだろうな。で、左隣は?40代くらいの奥様方。結構年齢層はバラバラな感じ。
いざ始まった時にどんな盛り上がり方するんだろう。
17:30
バンドメンバーがぞろぞろとバックにつく。
おおー!久々の生演奏に心が躍る。
そして、待ちに待ったスキマスイッチのお二人!
もう・・・なんというか・・
ワンコーラスで、自然と涙がボロボロボロ〜と溢れてきた。
あぁ。。。私、ずっと、感動したかったんだ。。。
心を震わす歌声、16列目からでも充分すぎるほどのオーラ、圧巻の大演奏、会場を盛り上げる照明、大ボリュームの音響、飽きさせない演出・・・
どれをとっても、最高で。
スキマスイッチは好きだけども、正直今回のアルバムツアーの曲は、ほとんど知らないまま挑んだ私。
歌える曲といえば奏、全力少年、アカツキの唄、飲みに来ないか、マリンスノウ、ガラナといった具合で、ライブを全力で楽しめるのか少々不安ではあったが、3時間15分があっという間に過ぎていった。アンコールなんて誰よりも手を叩きアピールした自信があるくらいだ。
そこで今回気付いたのが、コロナ禍になる前のライブは必ず友達と一緒に行っていたので、ぼっち参戦は初体験。少々恥ずかしさもありながらちゃんと楽しめるんかー?と疑問を投げかけていた私に、何ならこれまでのライブで一番楽しめたよ!と言い返したい。声出しはもちろん、声以外の全ての力を使って楽しむことができた。
声出し禁止であるものの、それぞれのシート内でジャンプしていたり、思いっきり手を叩いたり振ったり、、ぼっち参戦なんてこと全く忘れていた。
それは、きっとスキマスイッチの二人、バンドメンバー、スタッフの方々、スキマスイッチファンの方々、今回初めて参戦した方々で作り上げた雰囲気のおかげであるだろうけど、気遣いや愛に溢れたライブだったなぁと温かくなった。
それにしても、スキマスイッチの誰も傷付けないMCの面白さ・・・!!
人間力溢れていて、そりゃあ、みんなに愛される一流ミュージシャンだわ。腰が低くて、音楽を愛していて、ファンを大事にしていて、ライブを誰よりも楽しんでいて、もうただそれだけで、私は幸せな気持ちになった。
今回の全国ツアー「cafe au lait」宮崎公演は、SOLDOUTだったようで。
コロナ禍での全国ツアーは悩みに悩んで、きっと今も悩みつつ、それでもみんなに生の音楽を届けたい一心で賛否両論がありつつも、開催してくれてるんだろうなぁ。
生の音楽に触れる機会は今少しずつ増えていってるのかもしれないが、まだまだ前のようにはいかない。
それでも、ほんの数時間の歌声と演奏で、気持ちが晴れやかになったり上手くいかないこともあるけど頑張っていこう!って思えた。それって単純でもあるけど、私の人生においては、欠かすことのできない大事な要素だ。