偶然の落葉

宇宙に不思議を感じます 生命に不思議を感じます 地球に 人間に 昆虫に 植物に 石ころに···

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海の向こうには #夏の1コマ

一番好きな地元の砂浜 田舎なので周りには何も無い きれいに見える水平線の曲線 『本当に地球は丸いんだね』 今さらながらに感動できる場所 『海の向こうには何があるだろう』 大人になった今でも 自由に空想を広げられる場所 #夏の1コマ

    • いい歳になった今も夏は良い。夏の始まりの高揚感も夏の終わりの淋しさも。【詩】

      夏の数だけ 熱く湿った風を追い越し 駆ける二人は青空の下 汗で笑顔が煌めいて キラキラ君は輝いて見せた 入道雲に追いかけられて 逃げる二人はパラソルの下 雨で笑顔も透き通り どきりと胸が脈打ち震えた 時を忘れて駆ける僕らを 追い越し行くのは晩夏の奏 蝉の音色が変調すれば 秋の遠音が微かに聞こえる 時代が行けば変わる二人の 未来は心躍り狂う太陽のリズム 秋に流され冬に埋もれても きっと命燃える夏が来る 夏の数だけ君と生きる

      • 墓参りで手を合わせて祖父母を想う時、必ず風が吹きます。スピリチュアルな心は無いのだけれど祖父母の存在を私の中には認められるのです【短歌】

        あの世とか 信じもせずに 墓参り 手を合わせれば 必ず吹く風

        • 神の仕業としか考えられないような奇跡もまた唯の偶然で、そんな偶然や不思議を神と言い換えても良いのかな【詩】

          偶然という神 灼熱の世界より飛び出た粒子は 8分後の私達の世界に辿り着き あらゆるものに吸収し尽くされ エネルギーに姿を変えた 粒子は神であり、生命の源である また兵器であり毒である エネルギーは生命を殺し生命を育む エネルギーは幻想を見せ世界を成す この世界の真実は 一切の善悪から独立し 理性も運命も寄せ付けない 与えられた特別な目的など無い生命 偶然に生まれ出ただけの存在 発生する確率が限りなくゼロに近い 奇跡のような偶然の不思議

        • 海の向こうには #夏の1コマ

        • いい歳になった今も夏は良い。夏の始まりの高揚感も夏の終わりの淋しさも。【詩】

        • 墓参りで手を合わせて祖父母を想う時、必ず風が吹きます。スピリチュアルな心は無いのだけれど祖父母の存在を私の中には認められるのです【短歌】

        • 神の仕業としか考えられないような奇跡もまた唯の偶然で、そんな偶然や不思議を神と言い換えても良いのかな【詩】

          自分の心の中に確かに存在するのに、もうこの世には居ない存在をどう表現すれば良いのか【詩】

          存在 遠い国へ旅立ちました それを聞いてから6年が経ちました あの時は涙の代わりに想い出が 溢れるように流れたのでした まだ昨日の事のようなのです この世界に君は居ないのでしょうが 私の中では君が確かに存在しています あの楽しい笑顔が生きているのです 元気な姿で生きているのです それは妄想なんかじゃないのです どうか私の中から出て来て そして目の前に姿を見せて 君の笑顔の存在をこの目で見たい だけどその方法が解りません ゴルギアステーゼが邪魔をします

          自分の心の中に確かに存在するのに、もうこの世には居ない存在をどう表現すれば良いのか【詩】

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          写真『夕焼け』

          写真『夕焼け』

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          詩『夏休み』

          夏休み 夏の暑さが持って来るのか 入道雲から湧いて出るのか 夏にはワクワクが充満する ワクワクが結晶して夏休みになった クワガタ取りに海水浴場 川遊びにバーベキュー 夏休みの宿題そっちのけで こどもの世界の大冒険 そして夏の終わりが冒険の終わり 半べそかきながら苦痛な宿題 そんな夏休みが大好きだった少年時代 そして今 冒険後の日焼けした おまえを見ている 汗びっしょりかいたまま 今日の冒険を話す笑顔 半月後には半べそかきながら 宿題をしなければいけないだろう それ

          詩『夏休み』

          詩『夕陽』

          夕陽 愛嬌たっぷりの愛おしいおまえ 悲しくなる程可愛らしい笑顔のおまえ 齢10の少年になりたてのおまえは 死が怖いと言った それは普通で当たり前の事だ おまえの健康的な成長のしるしだ この先何十年という時の中で おまえはいろんな死を見聞きするだろう そうしておまえも死について 学び、悩み、考えることだろう 私は強くこう願う おまえにとって私の死が 最高の死になるようにと そんな死を迎えるような生き方をしたい まさに夕陽のような死を おまえに死んで見せたいと願って

          短歌『てのひら』

          短歌『てのひら』

          写真『海の子』

          写真『海の子』

          俳句『夏来たる』

          俳句『夏来たる』

          詩『二人の始まり』

          二人の始まり 凍えるような宇宙の暗闇 しかし、あなたの海の中 私を包む暖かい波 耳に伝わる甘い吐息 それを頼りに暗闇を彷徨う ゆっくりと昇り始める月 それに呼応する波の濃度とリズム 海の中、熱水噴出孔に辿り着けば 全ての生命がそこから生まれる 終にあなたを探し当て あなたは悦びの歌で迎え入れる 捕まえた身体を手繰り寄せ 錨をゆっくり深く下ろした 次第に波の濃度とリズムは高まり あなたの歌も盛り上がる 波が押し寄せ引いてゆき 星が流れて月が満ち また波が押し寄せ

          詩『二人の始まり』

          短歌『くらげ』

          短歌『くらげ』

          写真『想い出』

          写真『想い出』

          詩『命日』

          命日 君を失ってから どれだけ経っただろう 思い出し数えてみなければ もう分からない 君の存在は己の命なんかより ずっと大切だったのに 利己的な自己意識は 想い出までも霞めるのだろうか 悲しみをこえる為に 愛しい君の顔も声も 霞みゆくけれど 君の存在はいつまでも 深く心に根ざすだろう 何もしてあげられなかったけど 君の存在を忘れない 君の場所へ逝く日まで