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【自治体の人的資本評価】企画・趣旨説明

こんにちは。キャリアコンサルタントで大阪府豊能郡能勢町で町議会議員をしている太田裕介です。このnoteでは「自治体の人的資本評価」という企画の趣旨説明をしたいと思います。

○背景

人口減少がかなりのスピードで進んでいる中、人材不足が深刻化している。そんな中、上場企業においては、人的資本経営を積極的に進め、”人への投資”を加速化している。

個人のキャリアデザインをしていく中で、組織の従業員に対するキャリアのサポート体制の重要性がますます高まっています。

○問題点

そんな中、自治体においては人手不足が慢性化しており、”人への投資”も遅れをとっているのが現状です。
私自身、議会議員として各種提案を行っているところですが、客観的に見て自分の関わる自治体は、他の自治体と比較してどうなのか?ということを把握するために今回の企画を行うに至りました。

○評価項目

評価項目は、上場企業4,000社に課せられている、有価証券報告書の人的資本の開示の項目は以下のものが多く挙げられています。

「サステナビリティに関する考え方及び取組」
①人材育成方針
②社内環境整備方針
③1,2の指標・目標を記載


「従業員の状況」
④女性管理職比率
⑤男性育休取得率
⑥男女間賃金格差

ただ、実際の自治体での取組みは民間からは大分水を開けられているのが現状なので、「人材育成(・確保)基本方針」、「定員適正化計画」が自治体のWEBページから見ることができるかから評価していきたいと思います。
他にも、自治体の計画の最上位にある「総合計画」の中身も見ていきます。

評価といいましても、良し悪しの評価は行いません。
まずは、
・WEBページなどで開示されているかどうか
・開示されているものは改訂されているか
・その自治体の特徴的な内容があるかどうか
を見ていきたいと思います。
継続していく中で、評価項目の変更が必要な場合は改訂を行い、
自治体での開示情報は変更があれば適宜行っていきます。

○発信方法

noteの定期購読マガジンとして行います。
各自治体の記事は単品としての有料記事としても配信いたしますので、皆様の必要に応じて購読してください。

以上、よろしくお願いします!

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