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アイデンティティ

人間誰しもが個性があって、
いろいろな人がいて、
様々な人種、考え方や価値観があって

それを認め、楽しめるようになると
人生がとても豊かになるものです。

認知症においても同様で
個性にヴェールが加わってキャラクター性が確立するとでも言いましょうか。

言っていることや、やっていることを直球勝負で受け止める事もちろん大切な事ではあります。
しかし、長い時間を共に過ごしていくとなると心的負担はお互いに多く
双方が疲れて悪の循環に陥ってしまいます。

■徘徊
■異食
■物取られ妄想
■暴言/暴力
等には行動に起因する背景がある筈です。
その行動の背景を考える事には直球勝負で考える。

相手の行動ではなく、背景に思考を集中させることによって
①介護者の心的負担の軽減
②介護される側の認知症に伴う行動の改善

上記二点の大幅な改善がみらるものと考えます。

また、介護は考えた分だけ自己成長の機会でもあります。
様々な角度からのトライアンドエラーを繰り返す事への躊躇が無くなり、
結果、柔軟な思考やユーモア溢れる人となっている事に後に気付けるのです。

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