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「極上の孤独(下重暁子著)」を読み、改めて孤独の良さに気付いた話

家のベランダに、キャンプで使うようなチェアを出して日向ぼっこする時間が幸


2024年の目標の一つ、年間読書30冊

読書との向き合い方はまだ試行錯誤なのだが、物は試しということで、読んだ本の感想?を書き留めてみたい

  1. タイトル:

    • 『極上の孤独』幻冬舎 幻冬舎新書、2018/3/27

  2. 紹介:

    • 昨年末、近所のBOOKOFFにて購入(税込み110円)

    • なんとなくタイトルに惹かれた

    • 作者こんな人

  3. 感想:

「孤独」という言葉に対するイメージの話から入り、彼女の実体験や、それに基づく彼女の思想が終始展開されていく。

やはり年長者の視点は興味深い点が多い。あと使われている言葉が上品。

本を読み進めていく中で、昔よく見ていたNHKの番組で「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組の中で出てきた好きな言葉がフラッシュバックした。

(プロフェッショナルとは)媚びないこと、群れないこと、属さないこと、それと、やめないこと、あきらめないこと、これができる方ではないだろうか。

ふとしたときにこの言葉を思い出すのだが、まさしくこの本のエッセンスが詰まっているように感じた。

何かを突き詰めていくとき、人はいつだって孤独なのではないか。

勉強にしたって、スポーツにしたって、ジャンルは違うけれど、大事な局面では独りな気がする。

もちろん、他人と切磋琢磨して勉強に勤しんだり、チームメイトと和気藹々と練習に励むことを無視したり、否定したりしているわけではない。

(上手く言葉にできない自分の語彙力と文章組み立て能力の低さに悲観している)

自分自身を振り返ってみると、大学受験期や就職活動の時期は極めて孤独だったなあと。


その時代に自分自身と真正面から向き合うことができたからこそ、今の自分が存在していると思えるので、やはり自分は孤独に正のイメージがあるなとこの本を読んでみて感じた。


孤独に生きるとは、「誰とも交わらずに生きる」わけではない。そもそもそんな生き方は無理だし。

作者曰く、

「孤独の”孤”の字は個性の”個”の字」

誰にも相談せず、自分自身で考え、生きる力を身につけねばと再確認できた本でした


おわり


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