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愛宕山 千日詣【瞑想登山】

去る7月27日、愛宕山(京都市右京区)千日詣(登山)へ行ってきました。

かつてワタクシが若い頃(!)は、毎年お詣り登山をしていました。
仕事が超多忙になった頃から足が遠のき、昨年 15〜16年振りにお詣りするまで
長い間実行出来なかった案件(笑)でした。

愛宕山は「火伏せの山」であり、山頂の愛宕神社にお詣りすると
「火迺要慎」(ひのようじん)のお札を受ける事が出来ます。
険しい山道(半分以上が階段状)を登り、ようやく辿り着いた山門から
更に鬼のような石段を登り切った所に、愛宕神社があります。

昨年は退職した年でもあり、時間も体力も有り余っていたので(笑)
結構な自信を胸に抱いて お詣り登山にチャレンジしたのですが…
時の流れはザンコクで、体はガタガタ…
見るも無惨な姿をさらけ出す結果となりました。
登山を終えた直後は、
 「もう、来年は無いなぁ🌀」
と思ったものです。
でも今年の1月に2024年の目標を定めた時、迷わず実行しようと決めました。
人間って、辛い事・苦しい経験を忘れる事が出来るんですよね(にゃはは)
さて…どうだったのでしょうか?


愛宕山の登山道は、とにかく険しい階段状の道が続きます。
先を見ても苦しいだけで、いい事なんてひとつもナイ!
なので先を見て「ため息」をつくのではなく「今 ここ」に集中する事を意識し
ひたすら自分と向き合いながら 一つひとつ歩みを進めていきました。
昨年出会ったヨガを通じて、日常生活の中で瞑想する事の大切さを知ったので
今回のお詣り登山は、ワタクシにとって「瞑想登山」でした。
仕事の事、家族の事、母の介護の事・・・自分を取り巻く様々な事象を一旦手放し
自身に目を向け続けた、とてもゼイタクな時間でした。

また今回 ワタクシのコンディションですが、
先月 人生初のファスティングに挑戦した直後だった為
体はかなり絞られた状態で、かつ 精神は研ぎ澄まされ、
ドM のワタクシらしい 最高の状態でした。
久しぶりに自分を追い込む事が出来て、上半期を締めくくるには
持ってこいの(!)有意義な経験をする事が出来ました。

今年も無事にお詣り登山が出来た事、感謝しかありません。
そしてまた、来年も千日詣が出来ればいいなと思います。
自分の健康・家族の健康・仕事の事、世の中の状況・・・
自分を取り巻く様々な事象は、日々変化していき
自分の努力だけではどうにもならない事だってありますが、
ただただ、受け入れていく事が出来る人間になりたいと願っています。




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