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境界性パーソナリティ_揺れる感情、変わる思考
感情が長続きせず、コロコロと切り替わる不安定さ。
私の中には「激しい怒り」「万能感」「悲劇のヒロイン」といった主力選手がいて、それが思考と感情を振り回しているように感じます。
思考の特徴として、曖昧なグレーゾーンを不安なまま抱えておくことができません。だからゼロヒャクで結論を出す。その結果、激しい振り幅の感情が生まれます。
特に、双極性障害がストレスを引き金に万能感を連れてくるとき、その万能感の中で恥ずかしい行動をしてしまいがちです。そこから自己保身のための理論を無理やり引っ張り出し、多思考が加速して自分勝手な結論を導いてしまう。この流れの中で、感情が常にその思考に追いつこうとします。
書いていて、苦しさを覚えるのですが、
「他人への自己投影」や「同一視」もそう、相手を理解した気になり、そこに一致が生じると激しい怒りが生まれる。でも、私のように激しい見捨てられる不安を抱えている人間と、他者の考えが一致するわけがそもそもない。だから私の相手を見抜いているつもりはハズレばかりだと前提条件に置く必要があり、相手はわからないで良いのです。不安なまま抱えるのが普通なんですよね。これは、なかなか理解しませんでした。
これらの要素が混じり合い、七変化するような思考に感情が必死で追従しようとする。その結果、心が揺れ動いてしまうのだと感じます。
本当は、ただ現実を見つめ、穏やかに過ごしたいだけなのに。結局、その妨げとなっているのは「自己保身、不安解消思考による勘違い」なのかもしれません。直感を信じたり、重たくぐるぐると巡る思考のどちらも、結局は不安を解消するためのものだと気づきました。だからこそ、まずは自分自身を疑い、自分の考え方を見直してみる。
人といるときにはまだ難しいけれど、一人になったとき、内省の時間を作り、思考や感情を吐き出すことで、感情の切り替わりを少しでも減らしたいと思っています。