映画「ウォールフラワー」感想
まったく王道ではないけど
間違いなく青春映画の傑作!!
青春映画って、
明るくワイワイ楽しいスクールライフをENJOY!って
感じでキラキラと眩しいイメージがあったりしますよね?
最近は「ぼっち・ざ・ろっく」みたいな陰キャが主人公の青春バンド漫画がヒットしたりと、
そういったイメージだけではないものも増えましたが・・
この映画の主人公もいわゆる一人ぼっちの陰キャが主役です。
わたくしも青春時代は…
とくに勉強や運動ができたわけでもなく、
部活で活躍していたり、人からの注目を浴びるわけでもなく、どちらかというとクラスの端のほうで大人しくいた存在なので…
ぶっちゃけ共感しやすいなぁっと思いました・・笑
あらすじ・解説
みどころ・ポイントについて
思春期ならではの「痛さ」
主人公のチャーリーは思春期特有の
自分の世界に篭りがちな内向的な性格をしています。
またとても繊細であるがために
つねに物事を俯瞰した見方でみるため、
「誰よりもわかっているよ」「だから僕も苦しい」・・的な、
あぁ思春期ならではの痛さがスゴイなぁっとおもいました笑
自分自身も思春期のときは、いろいろと考えすぎたり
人のちょっとした行動で悩んだり、思いを巡らしたり
っと、、、まぁ似たことを経験しましたね笑
だけど、それって今はない「豊かな感受性」であったり、
成長過程による脳の形成が飛躍的に伸びることによって、
めちゃくちゃ思考がクリアで物事をぐるぐる巡らしたり、
人生で一番シナプスが爆発的に広がる感じがしますね!笑
身体以上に思考の広がりが爆発的な思春期だからこそ
起こるこの痛さ、青春ですね笑
リアルな世界では、これが本当に痛々しい展開や結果になるけど。
この映画は、それを真とした世界の中で展開されます。
だからって、リアリティがないから楽しめないわけではないです。
思春期ならではの豊かな感受性や想いを
理想郷として完成させたこの作品はとても素晴らしいです!
ちなみにこのウォールフラワーという作品は、
わたくしが思春期真っ只中の時に感銘を受けた本でした笑
だからこそ、映画化されていまの歳でみるのに
考え深いものがあります。
古き良き英国ロックサウンド
姉のボーイフレンドのミックステープをもらった
主人公が静かに自分の部屋の中で聞くThe Smithsの「asleep」。
自殺をテーマにした曲という結構ショッキングな内容ですが、
曲そのものは、とても穏やかなピアノと
死にたくなるような優しさにつつまれるサウンドです。
トンネル内を走る車から身を乗り出し
風を身体中で感じるエマ・ワトソン。
これは惚れるわぁ・・っというシーンで流れる
デヴィット・ボウイの「Heroes」。
一瞬であり永遠なる青春の輝きを体現したかのような
エマ・ワトソンのシーンとこの曲のマッチ度は半端ない!
エマ&エズラーの最高コンビ
この作品で出てくる
サムという主人公が恋に落ちる女性役を
エマ・ワトソンが熱演。
いやぁ、、マジで一目惚れしてしまう・・笑
本当に綺麗な女性になりましたよね。
原作を読んでいたのでこの役はすごく気になったのですが、
イメージにピッタリ!
胸キュン・振り回されたい女性キャストとして
どハマりでした・・笑
あと、サムの義理の兄であり
エキセントリックで魅力的な存在のパトリック役を
エズラー・ミラーがめちゃ良いです。
彼は中性的な顔立ちであったり、
声も独特な惹きつけられるものをもっており、
存在感がヤバかったですね!
また、吹き替え版は、
パトリック役を勝杏里さんという声優さんがやられますが、
・・・めちゃくちゃどハマりですね!!!
すごいいい声していますので、
吹き替え版もできればチェックください!笑
以上となります。
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