『透明人間』の私たち
最近、弟がこのブログを毎回楽しみにしてくれていると知り、モチベーションが上がりました⤴⤴
共感してくれる人がいるっていいですね♪
このブログはもともと私の日本語教師としての文章力をつけたいのと、北欧の情報発信目的で始めたものですが、日々私が感じたことも盛り込もうとしたら、どちらかというと生き方メインのブログになってしまいました。
(またノルウェーの様子も投稿しますね!)
そんなことで、今回のブログに移ります。
(毎回だいぶ長くなってしまうのですが、最後までついてきてくれれば嬉しいです)
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共感ってなんだろう
人は歳を重ねるにつれて、(一般的には)相手の気持ちがわかるようになります。
それは、いろんな経験を経て相手の状況と、今までの自分の経験を重ね合わせて、「きっと今この人はこういう感情なんだろうな」と想像できるようになるから。
そして相手の状況や感情に応じて、臨機応変に対応できるようになります。
まるで自分が”透明人間”になったみたいに相手の感情と重ねて、相手が喜んだら自分も嬉しいし、相手が悲しがってたら自分も悲しくなる。
最初に(一般的には)と書いたのは、100人いれば100人良い人っていう訳ではないのと同じように、大人になればなるほど、相手の感情に鈍感になる(?)人もいるから。
私の場合は自分の経験と重ねてしまうから、カメレオンみたいに相手に合わせてコロコロと自分の感情の色を変えます。
ここ最近”共感”に関する本も出版されるほど、注目されてきているけど、もっと昔、15世紀に活躍したシェイクスピアだって『共感は全世界の人間を親族にする』と言っていて、本当にそうだと思います。
記憶を辿って、、
では自分に置き換えて、あなたがこの一週間どう感情が変化したか思い出してください。
笑ったり、怒ったり、泣いたり、きっとたくさんの感情が交差してきたと思います。
大人になればなるほど、多くの人と関わっていくので一筋縄ではいかないことばかりが増えていきます。
それでも相手の気持ちや社会の構造を理解しているから、自分の気持ちが100%叶うものではない。
そんなことだってわかっている。
でもがっかりしないでください。
あなたが今までに抱いた感情はあなたの記憶に残っています。
感情は自分の中で、時空を超えて共鳴するのです。
きっとこの先何年か後に、記憶を辿って『あの時こんなことがあったな』と思い出します。
そしてその記憶が未来のあなたを支えてくれます。
(なんか宗教っぽくなってしまいましたが、一時期”記憶”の構造が気になって調べたことがあるだけなので、ご安心を)
だから、一生懸命生きた今日は未来の自分の一部。
そう思えば、一日一日を大切に生きなきゃって思いますね。
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共感をテーマにした曲
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今日は東京事変の『透明人間』を紹介します。
これは日々生きてると抱く笑ったり、怒ったり、泣いたりした感情に、寄り添っていきたいという共感をテーマにした曲です。
明るいアップテンポな曲調にディープな歌詞が共感を呼び、ヘビロテ間違いなし!(あれ、ヘビロテってもう古い?)
笑ったり泣いたり、濃い一日を過ごした時にぜひ聞いてほしい一曲です。
PS 今回のトップ画はノルウェーにある高台で、夕日を見つめる高校生たちを写したものです。
みんなどんなことを考えているんだろう~と自分の高校時代を重ねたりして。自分ももう大人なんだと実感した、そんな今日この頃です(笑)
では皆さんよい週末を! Ha det bra~
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