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#大切にしている教え
イブキちゃんの聖書入門#50 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑰ 新たな出発」
★ハムの子カナン
⭐︎神は「大洪水」から唯一助け出された人類、ノアとその一家から、人類を再スタートさせることを決められました。
「大洪水」から命を救う為に作られたのは、いわゆる「ノアの箱舟」ですが、その箱舟の中に入っていた人類であるノアとその一家の当時の人員数は、計8人です。
そのメンバー構成をおさらいしたいと思います。
1:ノア(家長)
2:ノアの妻
3:セム(長男)
4:ハム(次
イブキちゃんの聖書入門#49 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑯ ノア契約(後編)」
★契約の虹
⭐︎今年(2023年)の5月末日をもって、本業である測量の作業事務所を移転することになり、不動産屋を介して新たな事務所用の賃貸物件を借りることになりました。
その際に、賃貸契約上の重要事項などを記した「賃貸契約書」を不動産屋が作成し、その「控え」を、借主である私が保管することとなりました。
(細々した書類の保管は私は苦手なのですが)。
言わば、そのような「契約書の控え」は「契約が
イブキちゃんの聖書入門#48 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑮ ノア契約(中編)」
★「血を食べてはならない」の真意
⭐︎前回の「ノア契約(前編)」では、「人の血を流す者(殺人者)は、人によって血を流される」という箇所から、「神が罪人の集合体である人間社会において、神の正義と秩序を保つために死刑制度を許可された」という旨の解説を致しました。
今回は聖書のこの箇所で言及されているその順番とは前後しますが、「肉を血のあるままで食べてはならない」という部分から、聖書的見地からの「血
イブキちゃんの聖書入門#47 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑭ ノア契約(前編)」
★「ノア契約」の5つの条項
⭐︎それまでの既存の世界を壊滅させた大洪水が終わり、神の導きによって、ノアとその家族、また動物たちは箱舟から出て来ました。
そこで神はノアとその息子たちを祝福し、ノアを「新たなアダム」として、つまりノアを「新たな全人類の代表」として、かつて神がエデンの園でアダムと契約を結ばれたように(エデン契約)、ノアと契約を結ばれました。
それが「ノア契約」と呼ばれるものであり
イブキちゃんの聖書入門#46 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑬ 箱舟を出て(後編)」
★箱舟に光が
⭐︎前回は全世界を壊滅させた大洪水の後、ノアが箱舟から出るにあたって鳩を3回、箱舟の外に放ち外の世界の様子を確認した、そこにノアの「神の時と方法を待つ信仰」と「人間的な知恵と方法によって自らが進むべき道を切り拓く」という信仰者としてのバランス感覚がある、ということを書きました。
今回はそのノアと、彼の一家8人が箱舟から出て、家長である、もっと言えば「全人類の代表」となったノアがど
イブキちゃんの聖書入門#45 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑫ 箱舟を出て(前編)」
★鳩とカラス
⭐︎「鳩」と聞くと、皆さんは何を連想しますか?
「平和の象徴」「豆」「巣作りが絶望的に下手」「手品師」「諜報部員」…など、色々と思い浮かべる画はあるかと思います。
ともかく、「鳩」と言えば、どちらかと言えば「肯定的なイメージ」を多くの現代人は持っているのではないでしょうか。
聖書においても、その見かけの白さや愛くるしさもあるのか、鳩は「きよい鳥」に分類されています。
(もちろ
イブキちゃんの聖書入門#44 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑪ 大洪水(後編)」
★聖書の神は契約の神
⭐︎ 聖書には「神は〜を覚えておられた(思い起こされた)」という表現がよく出て来ます。
などです。
これは何も神が「うっかり忘れていたことを思い出した」とか、「忘れないように努めていた」とか、神の記憶力に波があるような意味ではありません。
聖書の神は全知全能の永遠の存在であり、人間のように記憶を失ったりする可能性はないお方です。
「神は〜を覚えておられた(思い起こさ
イブキちゃんの聖書入門#43 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑩ 大洪水(中中編)」
★箱舟の残骸は見つかったのか
⭐︎今回は聖書本文の解説は少な目になりますが、私の個人的な(しかし一方で普遍的だとも思っている)クリスチャンとしての固く保っている「聖書信仰」の矜持について書いてみたいと思っています。
⭐︎何年か前に、「トルコのアララト山にて、ついにノアの箱舟の残骸が発見された」というニュースを耳にしたことがあります。
それ以前にも、どうやらそのアララト山で「ノアの箱舟」と思わ
イブキちゃんの聖書入門#41 「ノアの箱舟は本当にあったの?⑧ 大洪水(前編)」
★「ノアの大洪水」は大津波
⭐︎以前にも書きましたが、私(大城TED)が初めて教会に足を踏み入れたのは2011年の秋で、約その半年前に、未だ皆さんの記憶にも生々しく遺っているであろう、あの東日本大震災が起こりました。
2004年にインドネシアで起こったスマトラ沖地震においても言えることですが、それらの震災によって直接的に最も多くの人命を奪うことになった災害は「津波」です。
「ノアの大洪水」と